「実母との同居」がこんなに辛いとは...。「気になることは言ってね」を信じた私の誤算<前編>

「父の死後、一人暮らしをしていた母と同居を始めた私と娘。母は、『気になることは何でも言ってね』と気遣ってくれましたが、実際に一緒に暮らし始めると、戸惑うことばかり。母にとっては50年近く暮らしてきた家なので、小さなルールがたくさんあるのです」

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■母との同居には「小さなルール」がたくさんあって

3年前に父が亡くなって以来1人で暮らしていた母と、昨年5月から同居を始めました。

私は20年近く前に離婚してからずっと娘と2人暮らし。

正直なところ今になって母と暮らすことに不安を感じていました。

でも、母もそんな私の気持ちを分かってくれていたようで「それぞれの生活の仕方があるんだから違うのは仕方ないよ。でも、嫌なことや気になることは溜め込むとストレスになるからね」と前置きして「言ってくれたら直すから、隠さずにちゃんと言ってね」と気遣ってくれ、それならばと気が楽になったのを覚えています。

そして、実際に暮らし始めてみると、やはり戸惑うことばかり。

母にとっては50年近く暮らしてきた家。

私が小さな頃から母がご飯を作り、掃除、洗濯をしてきた家なのですから、自然にできた自分のルールがたくさんあります。

私は「入ってきた身」なので合わせるほうがいいだろうとできるだけ母のやり方に合わせ、その中でもちょっと効率が悪いなと感じたところや変だなと思うところは、さり気なく自分のやり方に変えていこうとしました。

例えば、娘が洗剤や柔軟剤を変えたいと言い変更したのですが、母は匂いや使いやすさよりも「安いもの」にこだわりがあるタイプ。

私が買ってくるものすべてに「それはいくらだったの?」と聞いてきて、私が値段を言うと「あぁそう。結構高いんだね」と必ず言うので、私はこれがかなりストレスでした。

でも、常に私が買ってきて詰め替えをしているうちに言われなくなったのでホッとしました。

ただ、どうしても慣れないことがありました。

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