「なぜいじめるんですか?」お局パートとついに対決!すると、同僚から意外な反応が...!?<後編>

「理不尽なことは勇気を持って対処しなければいけないと実感した話です。パート先の意地悪お局のターゲットにされた私。エスカレートしていくいじめに我慢が出来なくなり直接対決を決意! その結果...!?」

「なぜいじめるんですか?」お局パートとついに対決!すると、同僚から意外な反応が...!?<後編> 7.jpg

■私をいじめるお局と直接対決の結果は?

Aさんが座るテーブルに歩み寄った私は、「なぜあいさつを無視したり、悪口をいったり、わざとぶつかってきたりするのか」と理由を尋ねました。

内心ではかなり腹を立てていましたが、ケンカ腰ではなく、あくまで冷静に。

皆の前で正面切って問われたことに驚いたのか、顔色をサッと青くして言葉に詰まるAさん。

「なにか私が悪いことをしたのなら謝りたいから、理由を聞かせてください」と言いつのれば、Aさんはますます顔色を悪くして黙り込みました。

周囲の同僚は、おしゃべりをやめて私たちに注目しています。

「理由はない、と考えていいんですね?」と念をおして「不愉快なので、今後は一切やめてください」とはっきり言うと、Aさんはすっと席を立ち、そのまま休憩室を出ていってしまいました。

Aさんの姿が見えなくなった瞬間、私の周りにいた同僚からパチパチと拍手があがりました。

視線を走らせると、拍手をくれた人はみな微笑みを浮かべています。

「すみません、お騒がせしました」といって私も自分の席に着き休憩タイムに突入。仲が良い同僚は、私の背中をトントンと叩いてねぎらってくれました。

ほっとした反動で、その手の温もりが心にしみて、思わず涙がでそうになった私です。

それ以降、Aさんが表立って意地悪をしてくることはなくなりました。

ただ、ふと気がつくと、ジトっと悪意のある視線を向けられるので、それに気づくたびにモヤモヤと嫌な気持ちになります。

どこにでも意地悪な人はいるけれど、理不尽なことには勇気をもって対処しようと改めて思ったそんな体験です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP