「高校時代、母が体調を崩していたときの出来事です。私はあるものを買ってバスに乗り込んだのですが、見知らぬ男性から怒鳴られるハメに。私はそこまで悪いのでしょうか...」
■学校帰りのバスで年配の男性に怒鳴られて...
高校生の頃、専業主婦である母(当時40代)が体調を崩したことがありました。
代わりに父が家事をするようになったのですが、毎日忙しく働いていて、ほとんど家事をしたことがありません。
父に負担をかけたくなかったため、私は学校帰りにスーパーでお惣菜を買ってバスに乗りました。
夕方のバスはやや混雑しており、仕事終わりの人も多かったと記憶しています。
私がバスに乗り込んでしばらく経ったころ、1人の年配の男性が「なんか匂うな...」とブツブツ言い始めました。
その後も聞こえるか聞こえないかの声で文句らしき言葉を言い続け、ついに「なんか食いモンの匂いがするな! 臭いんだよ!」と怒鳴り始めました。
私はとっさに「あ、私のお惣菜だ...」と思い、息をひそめました。
混雑したバスの中で怒鳴る男性に、私は怯えてしまいました。
男性は睨むように乗客の荷物を見渡し始めます。
そして、私のスーパーの袋を見つけると「大勢が乗るバスにそんなもん持ち込むなよな!」と、私に向けて大声をあげました。
確かに私が迷惑をかけたのかもしれませんが、大勢の前で怒鳴るなんて...。
まだ10代半ばの私は、何も言い返すことができませんでした。
しばらくして男性はバスを降りていったのですが...。
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