「我が家は、夫、9歳、5歳の男の子2人の4人家族。同じ関東圏に住む義母とは仲も良く、年に6回ほど帰省します。料理上手で気遣いも素敵な義母はみんなから『羨ましい』と言われ、私もつい最近まで『幸せ』だと思っていました...。そんな義母の人間性を疑ってしまうようなことが起きたんです」
■料理上手の義母は食べきれないほどの料理を送ってくれて
結婚して14年。とても料理上手で気の利く義母がいます。
少し離れていますが同じ関東圏内なので、子供を連れて2カ月に1度ほど帰省していて、嫁、姑としての仲も悪くありません。
そんな義母の話をすると、周囲の友人や私の両親から「そんなに良いお義母さん、なかなかいないよ、良かったね、羨ましい」と言われ、私もつい最近まで幸せだなぁと思っていました。
けれど...2、3年前からそんな気持ちに変化が生じ始めたのです。
私が仕事を始めたこともあり「忙しいだろうから」と気を使ってくれたのでしょう、義母は、こちらが実家へ出向いた時以外でも、自宅に料理を送ってくれるようになりました。
実際に忙しかったので、自宅に料理を届けてもらって助かりましたし、義母の美味しい料理に家族も喜んでいました。
毎回丁寧に電話と手紙で御礼を伝えていたのですが、徐々に届く頻度が増えて行き、前回頂いた料理がまだ冷蔵庫に残っているうちに、もう次のものが送られてくるように......。
遠方から送られてくる手作り料理だと、衛生面から抵抗のある方もいるだろうと、お裾分けもなかなかできず、家族で消費していたのですが、なかなか追いつきません。
ついには、冷凍庫にも納まりきらなくなり、食べきれないものから処分する事態になってしまいました...。
今思えば、その時点で義母へ気持ちを伝えるべきだったのですが、毎回義母に、子どもたちと「嬉しさを一杯込めたお礼の電話」をしていたので、何となく言い出せずに時間が過ぎてしまいました。
遠方に住んでいると言っても、同じ関東。私の実家は九州なので、距離の近い夫の義両親のほうに子供たちも懐いています。
先日、所用があり私ひとりで九州の実家に帰省したのですが、夫が連絡をしたのか、私が不在の間、義母が家に来てくれることになりました。
2日間だけでしたが、飛行機で急いで帰宅してビックリ。
私が作り置きしておいた常備菜が、何もなくなっていたのです...!
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