「50代の女性です。スポーツクラブで知り合った2人の友人。週1回、体を動かして彼女たちとおしゃべりをするのがいいストレス発散になっていたのですが、まさか、三角関係に巻き込まれるとは...」
■会社帰りのスポーツクラブは楽しかったけど...
2007年頃の話です。
私(当時34歳)は、会社帰りの平日に週1回、スポーツクラブに通っていました。
スポーツクラブには2人の友人がいました。
当時40歳だった既婚者のA子さんと、当時30歳の独身B子さんです。
A子さんはこのスポーツクラブを紹介してくれた人で、B子さんはスポーツクラブで出会って仲良くなりました。
このクラブには12人ほどのトレーナーがいるのですが、みんな格好良くて会員から人気があり、目当てのトレーナーがいる時間に合わせて通う会員もいました。
しばらくして、B子さんがトレーナーのCさん(男性26歳独身)と付き合い始めたようで、うれしそうに私に教えてくれました。
2人とも独身同士ですし、問題ないと思っていました。
しかし、A子さんは密かにCさんのことを気に入っていたのです。
A子さんが黙っていたこともありますが、私も彼女がCさんのことをそんな風に思っていたとは気付きもしませんでした。
思い返してみれば、A子さんがCさんに個別指導をお願いしていたことがありましたが、熱心だなあ...と思うくらいで、それがアプローチだと思わなかったのです。
■良好な関係だったCさんとB子さんに横槍を入れるA子さん
そんなある日、B子さんとCさんから食事に誘われました。
「A子さんには言わないで」とB子さんに念押しされたので、3人で行くことにしました。
席につき、さて何だろうと思っていると、「あのね」と話し出すB子さん。
気持ちを抑えていたのか、ポロポロと涙を流す彼女に驚いていたら...。
「ねえ聞いて、CさんがA子さんから猛烈に迫られている。もうどうにかなりそう」
私は耳を疑いました。
なんと、CさんがA子さんからデートやホテルに誘われたというのです。
まさか既婚者のA子さんが!
私もショックを受けました。
2人が付き合っていることを知らないA子さんは、B子さんの目の前でCさんにベタベタすることもあったそう。
A子さんはスポーツクラブの会員さんなので、Cさんはあまり冷たい態度を取るわけにもいかず、角が立たないよう丁重にお断りしていたのだとか。
それでもあきらめないA子さんに「相談があるから」と言われ、Cさんは断るわけにもいかず、2人で食事をしたそうです。
しかし、当然ながら食事だけでは帰らせてもらえず、A子さんが運転する車でホテルに入り、迫られたと言っていました...。
Cさんは「ホテルの部屋まで入ったけど何もなかった」と言っていましたが...。
自分の彼氏や夫だったら、疑惑が消えなくてモヤモヤが取れなかったかもしれません。
その気がなくても、2人での写真を撮られると、既成事実になってしまうこともあります。
私はCさんを信じきれませんでしたが、B子さんは信じたみたいなので何も言いませんでした。
その後、頻繁に出かけることが多くなったA子さんをA子さんの夫(40代)が怪しむようになり、焦ったA子さんはCさんに連絡できなくなったということです。
そのタイミングでCさんは、B子さんと付き合っていることをスポーツクラブ内で話しました。
その後、2人は結婚することになり、結果的にA子さんとは距離を置くことになりました。
A子さんはかなりの美人で男性から人気があります。
Cさんはよく誘惑を我慢できたな、そう思ったのが私の正直な感想です。
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