「50代の女性です。私の息子が2歳の頃に義父は亡くなったので知らないはずなのに、なんだか似ているところがあって...」
■食べず嫌いで偏食の傾向がある息子
高校生の息子(16歳)は、もともと食べず嫌いで偏食傾向があります。
極端に言えば、カレー、ハンバーグ、麻婆豆腐、唐揚げ、まぐろなどしか食べません。
野菜はまったく食べず、困った私(52歳)は夫(52歳)と相談の結果、毎日野菜ジュースを出すようにしていました。
たまに違ったメニュー、例えば肉豆腐やシチューを出してもほぼ食べてくれず、「とりあえず食べてみてよ」と声を掛けてやっとどうにかという有様です。
こんな感じで、小さい頃から息子が食べてくれるメニューを考えるのが大変でした。
息子は塩辛いものが好きで、お寿司に醤油をドバドバとかけるため、これにも困っています。
この醤油をたっぷりかけるところは、義父(享年77歳)に似ているな、と以前から思っていました。
義父は息子が2歳の頃に他界しましたが、赤ちゃんの頃に一緒に食卓を囲んでいたことが何回かあります。
ただ、義父の食事の仕方を覚えているとは思えないですが、大きくなるにつれてその食生活はまるで義父を見ているように思えてきました。
■夫の指摘で子どものある癖に気付いてゾッ...
義父は、前の晩に出たメニューを次の日に出しても絶対に食べませんでした。
理由を聞いたことはありませんが、残ったものを食べないなんて贅沢だなと思っていました。
夫も義父が前日のおかずを食べない理由を知らないそうです。
「とにかく昔から残りもののおかずは絶対食べない」と言っていました。
そして、2024年4月に夫が「○○(子どもの名前)って絶対、次の日は残ったもの食べないよね」と言ったのです。
そういえば、息子はどんなに好きなものでも残りものは食べないことに気付き、思わずゾッとしました。
そこも義父とそっくりなの!? 隔世遺伝なの!?
子どもは義父の食事をしているところなんて覚えてないでしょうから、まさか遺伝しているのでしょうか?
この間、子どもに「○○って残りものを食べないよね」と聞いてみました。
そうしたら、「うん、唐揚げとか固くなるから」とのこと。
要は美味しさが落ちるということなんだと思います。
その理由を聞いて、義父もそんなことを考えていたのだろうか...と思いました。
いままでは息子の好物は多めに作っていましたが、それからは少なめに作って、なるべく当日にすべて食べ終わるように調整するようにしました。
フードロスの問題もありますし、節約にもなりますし、一石二鳥かなと思っています。
でも、共働き世帯で毎日作るのは正直大変です。
下ごしらえを作って冷凍しておくなど、できるところから始めてみようかと思っています。
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