「語学交流とは名ばかり、同意なく太ももを触ってきた男性がいたのですが、なんとその男性は、入社面接先の会社で働いていたのです。面接担当の社長の不自然な態度を取られたのですが偶然だったのでしょうか?」
■語学交流中にこっそり太ももに触ってきた男
約15年前、欧州のとある街に住んでいた私(当時44歳)は、現地情報紙に掲載されていた「語学交流募集」の投稿欄を見て、ある男性(当時35歳ぐらい)と近所のカフェで会うことになりました。
いろいろ話を聞くと、その男性は日本に住んだこともあり、日本人女性との離婚歴もあるそうですが、将来はまた、日本に住みたいとのことでした。
私は彼に日本の歌詞を訳したものを解説したりして、最初は真剣に語学交流をしていました。
ですがしばらくすると、テーブルの下で太ももに手が伸びて来た感触があったのです。
「あの〜、そういう意味で交流する人を探しているわけではないので、やめていただけますか?」とはっきり断った私。
すると急に態度が変わり、彼はサッサと帰ってしまいました。
「やっぱり、こんな募集投稿で普通の友人に出会うのは難しいのかも」としばらくはへこんでいましたが、すぐに忘れていました。
■入社面接で「太ももお触り男」とまさかの再会!
それから約1年後、私はある旅行会社の面接に行きました。
履歴書を見て私を面接に呼んでくれたはずなのですが、なんと私が一言も話さないうちから、開口一番「つまり、いままで君は何にもしてこなかったってことだよね?」と、面接を担当している社長が言い放ったのです。
一言も発していないうちから、嫌悪感丸出しでこんなことを言われるとは...なぜ初対面の社長にこんなにも嫌われ、酷い言われ方をされるのか腑に落ちず、私は混乱しました。
「じゃあ、なんで、わざわざ呼び出したんですか?」と立ち去れば良かったのですが、私は社長の言いたい放題に耐え、最後まで愛想よく振る舞いました。
そして、ようやく面接が終わり、すごすごと帰ろうとしたその時、その旅行会社のカウンターにふと目をやると、語学交流で太ももを触ってきた、あの男性が座っていたのです。
しかも隣の同僚らしき日本人女性と薄ら笑いを浮かべながら、こちらを見ている姿にゾッとしました。
私は、その男性が腹いせに社長に何か吹き込んだのでないかとピンときました。
そうでなければ、なぜ社長は私に一言も喋らせず、ボロカスに言ったのでしょうか?
あくまでも私の想像かもしれませんが、その面接はあまりにも不自然で、ただ私をバカにするためだけに呼び出された感があったのです。
この男性が何かしたのではないなら、社長の酷い態度の説明がつきません。
その後もずっと、件の「語学交流募集」の投稿は情報紙に掲載され続けていました。
きっと、その男性の理想の日本人女性は、そう簡単には見つからなかったのでしょう。
私にとって、いかがわしい目的で日本人向けの現地情報誌を利用して、日本人女性を呼び出し、同意も得ずに身体を触って来た卑劣な男性という印象しかありません。
願わくば、日本とは縁がなくなるくらいの天罰を受けてほしい。
なぜ日本に住みたい人間が、日本人女性を侮蔑するような行動ができるのか私にはまったく理解不能です。
文化や語学を学ぶ前に「人間性を叩き直してこい!」と思いました。
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