大怪我の叔父に「もっと急いで」って⁉︎患者に暴言、私物を紛失...非常識な病院に絶句

「40代の女性です。看護師さんは優しい人ばかりと思っていましたが、実際はそうでもないようです。以前、とんでもなく非常識な看護師の方に遭遇しました...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■発端は夫の叔父の緊急入院

この前の冬に、夫(54歳)の母方の叔父(89歳)が3箇所も骨折してしまい、入院しました。

叔父は叔母(82歳)と2人暮らし、それぞれ身体に障害があります。

叔父たちには子どもがおらず、夫は小さい頃から息子のように可愛がってもらっていたこともあり、叔父夫婦に我が家はとてもお世話になっていました。

遠方に住む義母(83歳)が2年ほど前に老人ホームに入居する以前は、帰省のたびに義実家からほど近いところにある叔父宅にも顔を出し、泊めてもらうほどの関係でした。

ある日の夜、叔母から夫に泣きながら電話がかかってきて、そこで叔父が骨折したことを初めて知りました。

叔父は救急車で搬送された大病院に入院し、症状が落ち着いてからはリハビリ専門科がある病院に転院したのだそうです。

退院後は24時間ベッド上での生活となると言われたそうで、叔母は「何をどうしたらいいか分からない」と泣いていました。

叔父は「施設でなく自宅で暮らしたいが叔母に迷惑をかける」、叔母は「私も障害があるけれど、叔父を無理のない範囲で自宅で看たい」と思っていて、2人の考えにすれ違いがあるようです。

私は、自分の実家で在宅介護の経験があります。

また、仕事で介護に関わったこともあり、私が4月に叔父宅に行き、叔母を手伝いながら、どうすればいいか一緒に考えることになりました。

■ありえない看護師の発言と病院の非常識な対応にびっくり!

4月に帰省した私は、叔母と一緒に叔父が入院中のA病院に行きました。

叔父は自分で動けないため、車椅子で看護師さんに面会室に連れてきてもらいました。

ところがです。

叔父の担当看護師さん(Kさん、30代男性)の態度があまりにも非常識だったのです。

Kさんは、叔父に「また時間がかかってますよ。もう少し急いでください!」と言ったのです。

私は一瞬「え? 何、この看護師さん...」と驚いて、言葉が出ませんでした。

さらにKさんは「私の担当は、○○さん(叔父)だけではないんですよ。専属じゃないんですよね!」と私と叔母の目の前で言い、叔父は何度も「すみません」と連呼していました。

Kさんが席を外したとき、私は叔父に言いました。

「おじちゃん、あの看護師さんおかしいよ! もう退院して自宅リハビリでいいですよって、先生にも言って退院しよう」

というのも帰省前、夫にこの病院のケースワーカーさんから「これ以上リハビリしても良くならないと思うんですよね。あなたから退院を説得してもらえませんか」と電話があったのです。

私も調べたところ、叔父は在宅リハビリが可能なようでした。

Kさんの非常識極まりない暴言もあったため、直ぐに叔父の退院手続きをしました。

そして3日後に退院となりました。

しかし、この退院の日もトラブルがあったのです。

叔父の名前を書いて病院に持参していた入院時に必要な洗面用具などのいくつかを、病院側が紛失していたのです。

その後、お詫びの手紙と新品のものが「代替品としてお使いください」と叔父宅に郵送されてきました。

Kさんにも怒りを覚えましたが、病院の管理体制の甘さには呆れました。

退院後は週に3回、別の病院と訪問リハビリの契約をしました。

A病院では「もうベッドから降りるのは無理です」と言われましたが、優しい理学療法士のリハビリの指導のもと、叔父は毎日リハビリしました。

そして先日、ベッド柵につかまってですが、歩けるまで回復したと連絡をもらいました。

それを聞いた私は「あのままA病院におらず、退院して別病院のリハビリにかえてよかった!」と改めて思いました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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