「40代の女性です。レンタカーでのヨーロッパ旅行中に起きたハプニングを聞いてください」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■海外の田舎道は普通に走るだけでも要注意!
私たち夫婦(私47歳、夫49歳)は、旅行でヨーロッパを訪れる際に、よく現地でレンタカーを借りています。
そしてかなりの確率で、返却の際に損害賠償請求をされています。
ぶつけたりこすったり、事故を起こしたわけではありません。
ヨーロッパのとりわけ地方の田舎道などでは、普通に走っているだけでも車にキズがつくことが多々あるのです。
たとえば、車道脇に生い茂った背の高い雑草が車道までせり出し、トゲやとがった葉の先端で車がキズつくなど、大半が自然がらみのものです。
他にはナビ通りに走っていると、いきなりオフロードになり、タイヤにはじかれた小石で車体がキズつくといった出来事もありました。
「なんでこんなルートを教えるんだよ~」と、そのときはナビを恨みました。
小鳥がフロントガラスに直撃し、派手にヒビが入ったときには小鳥を恨みました。
おかげで、700ユーロ(約12万円)も支払う結果になったのです。
「道路脇の雑草が~」なんて言い訳は一切通用しません。
「普通に走っていただけなのに!」と、いつも悔しい気分になります。
ただ、私たちは毎回「レンタカー補償」の付いた海外旅行保険に加入しているため、一旦は全額自己負担で支払いますが、後でほぼ全額が戻って来るため、大きな損失はいまのところありません。
しかし書類手続きに時間を取られるため、飛行機の時間が迫っているときは厄介です。
都市部だけの運転ならさほど問題はありませんが、田舎へ行く際には、レンタカー補償付きの海外旅行保険が必須です。
■うわ、ぜんぜん違う...なんでこの車?
話は変わりますが、海外でのレンタカー利用に関して、ひとつ腑に落ちないことがあります。
レンタカーは事前にネットで予約するのですが、なぜか毎回、サイト上で予約した車と実際に借りる車が異なります。
私たちはいつも車の写真や情報を見ながら、「この車がいいね」と車を選んでいます。
基本的には欧州メーカーの人気車種を選択。
しかし、実際に引き渡されるのは、欧州格安メーカーの有名ではない車がほとんど。
サイト上に「同等クラスの車種になる場合あり」と記載されており、私たちが実際に借りる車は十中八九、その「同等クラスの車種」とやらなのです。
サイト上に記載されているため文句は言えませんが、気に入った車を運転するつもりでいたので、なんだか裏切られた気分になります。
海外でレンタカーを利用して旅する際には、いろいろと覚悟が必要です。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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