アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■結婚式の連続で金欠に...そこで編み出した私たちのアイデア
40代の女性です。高校からの友人のAさんとの話です。
それぞれ別の大学へ進学し、社会人になって5年ほどたった頃、私たちはそれぞれの友人の結婚式にお呼ばれすることが多くなり、金欠状態になってしまいました。
ご祝儀は仕方がないのですが、苦労したのがドレスでした。
ほかの友人たちが結婚式ごとに違うドレスを着ていたので、「いつも同じドレスじゃだめなのかも...」と思ってしまった私。
Aさんに愚痴ったところ「じゃあ、交換しようよ!」と言われました。
幸い2人ともほぼ同じ体型なので着回しができ、大学生時代の友人はかぶっていないので、これはいい案だぞ! と思った私は、それからAさんとドレスの交換をするようになりました。
交換することで金銭的に助かるというのもあるのですが、いろいろなパーティードレスを着られるのはとても楽しかったです。
自分では買わないようなデザインが思ったよりも似合うとか、うれしい発見もありました。
パーティードレスの交換はとってもいいものだ! と思っていたのですが...。
■久々に「ドレス貸して」と連絡が入り...
時は流れ、30代で私もAさんも結婚、出産。
家事に育児に忙しく、連絡もまったくとらなくなっていた30代後半、私は久しぶりに友人の結婚式に呼ばれました。
私は産後、恥ずかしながら太ってしまいました。
また、20代の頃のドレスがあまりにも似合わなかったので、しぶしぶシックな30代~40代が着れそうなドレスを新調し、結婚式に出席しました。
結構な出費でしたが、仕方がありません。
それから2年ほど後、Aさんから久しぶりに連絡がありました。
「結婚式に出ることになったんだけど、太っちゃったんだ。前のドレス着れなくて困ってるんだけど、新しいドレス持ってない?」
久々の連絡に嬉しくなり、私は新しく購入したドレスのことを話しました。
すると、「助かる! 貸して」とのこと。
私はさっそくドレスを梱包して発送しました。
着払いで送るのも気が引けたので、元払いで「急いで使う予定もないから、今度会うときに返してくれればいいよ」という手紙を添えて。
その後「ありがとう! 届いた! 着れた!」という連絡が来たのですが、それっきり...。
それから5年も経ちますが、あの日から連絡がないのです。
借りパクされたのでしょうか...。
私も「あの服返して」と言わなきゃと思いながらつい忘れて、言いづらいなと思って先延ばしにしていたのは悪いのですが、なんともモヤモヤします。
「今度会うときに」なんて言ったのもズルズルいってしまった理由でしょうか。
そして先日、ものすごく久しぶりに結婚式に出ることになりました。
ドレスは新調する予定です。
昔のAさんはきっちりしていて、借りたものはクリーニングしてから返してくれていましたし、そもそも返ってこないなんて心配はまったくありませんでした。
それなのに変わってしまったな...と思います。
これで友情も終わりなのでしょうか?
いまになって貸したことを後悔しています。
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