友人が不倫...しかも相手は高校生⁉︎「許されない恋」の末に彼女が選んだ道は...

「40代の女性です。夫と子どもがいるのに別の男性に惹かれてしまった友人。不倫は決して許されることではありません。年月が経ったいまでも、思い出すと胸が痛くなる出来事です」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■高校生の彼と出会い、恋のときめきを思い出した友人

10年ほど前のこと、いまでも大切に思っている友人の話です。

友人のYさん(当時30歳)は若くして結婚し、夫(当時30歳)と2人の子ども(当時7歳男の子、3歳女の子)と幸せな生活を送っていました。

とてもお似合いの夫婦でした。

Yさんは下の子の入園をきっかけに、近所のスーパーで働くようになりました。

社会人経験がほとんどないYさんでしたが、持ち前の利発さですぐに仕事にも慣れ、頑張っていました。

それからほどないある夏の日のこと、そのスーパーに高校生のAくんが夏休み期間のアルバイトとして入ってきたそうです。

Yさんが教育係として指導することになり、まじめで一生懸命なAくんに好感を持ち、丁寧に仕事を教えていました。

休憩時間にはいろんな話をして、AくんはYさんの話を親身になって聞いてくれたそうです。

Yさんもまた、Aくんの将来に対する不安に寄り添い、夢や希望を心から応援しました。

Aくんは夏休みが終わってからもアルバイトを続けました。

ただし彼は学生のため、夕方から夜のシフトになります。

Yさんは平日の昼間がメインだったため、Aくんと会うことは少なくなっていきました。

会えない日が続くなか、「Aくんに会いたい」と思っている自分に気づきました。

でも相手は高校生、それに自分には夫と子どもがいる。

こんな気持ちは絶対に持ってはいけない...そう強く思って、考えないようにすればするほど想いは募っていきました。

そしてある日、仕事中のYさんのもとにAくんが現れました。

「仕事が終わったら少し話せますか」と真剣な顔でそう言いました。

何かあったのかな...? 不安になりながらも仕事を終わらせ、彼のもとへ急ぎました。

彼の口から出た言葉は信じられないものでした。

■高校生のAくんがYさんに言った衝撃の言葉とは

「Yさんのことが好きになってしまいました。毎日Yさんのことばかり考えてしまうんです。家族がいるのはわかっています。それでも一緒にいたいし、Yさん以外考えられない」

AくんもYさんと同じ気持ちだったのです。

学生時代から付き合っていた大好きな人と、当たり前のように穏やかに結婚の約束をしたYさんにとって、ストレートに情熱的に気持ちを伝えられたのは初めてのことでした。

2人は恋に落ちました。

これは許されないこと、2人ともそれはわかっていました。

2人で幸せになろうなんて考えず、ただただお互いが必要だったのです。

Aくんが18歳になるのを待ち、Yさんは夫にすべてを話しました。

当然、夫は激怒しました。

「お前のほうが先に歳をとる。その時に飽きられて捨てられるぞ!」

優しい夫にこんな暴言を言わせたことも、Yさんの罪だと思います。

Yさんはその後、子どもたちを連れて夫のもとを去りました。

Aくんは高校卒業後、進学することなく働きはじめ、それと同時に籍を入れたそうです。

「彼は唯一私に自信を持たせてくれる人。私を本当に必要としてくれているの。私も彼がいないとダメなんだ」

そう言って悲しく笑うYさんを見て、私は友人としてさまざまな思いが混濁し、胸が締め付けられました。

Yさんは生涯、罪を背負って生きていかなくてはなりません。

自身の欲望のために愛した夫や家族、多くの人を傷つけたことは、当然許されることではないのです。

傷ついたすべての人たちが、穏やかに暮らせることを願うばかりです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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