義実家へ初訪問、待っていたのは...地獄の食事会⁉︎「二度と行かない」と決意した許せない出来事

「40代の女性です。18年ほど前、遠方の義実家に初めて行ったとき、抜き打ちテストのようなことをされました。地方では当たり前のことなのでしょうか? 今でも許せません!」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■家族の食事会に呼ばれて義実家を初めて訪問

いまから18年前、当時夫は26歳、私は28歳で、結婚後に初めて義実家での食事会に呼ばれたときの出来事です。

結婚後に義母(当時52歳)から「一度、こちらに食事がてら泊まりに来なさいな」と誘われました。

いい嫁と思われたかった私は、「行きます」とふたつ返事で引き受けました。

義実家は我が家から遠いため、日帰りは無理です。

田舎のためにホテルもないので、義実家に泊まらせてもらうことになりました。

初めて義実家でのお泊りに、向かうときからとても緊張していたのを覚えています。

義実家の玄関チャイムを鳴らし、荷物を中に入れようとしたときです。

義母が忙しそうに出てきて「あー、やっと来たの。荷物は玄関に置いて早く中に入りなさい」と言い残し、すぐに中に戻っていきました。

私は義母の態度に不安を覚えながらも、言われた通りに荷物を玄関に置き、中に入りました。

リビングへ続く扉を開けると、そこには会議で使うような長いテーブルが所狭しと並び、何人分か見当もつかないほど、大量の料理とお酒で埋め尽くされていました。

夫と私はびっくりして義両親に尋ねました。

「今日は家族だけの食事会ですよね?」

「まあ家族みたいなものよ。みんなにお嫁さんをお披露目しなきゃ」

そういって義母はニコニコしていました。

その瞬間「やられた」と思いました。

■家族だけの食事会のはずが...セクハラすれすれの尋問大会

数分後、会ったこともない人たちが何人も義実家に入ってきて、すべての席が埋まりました。

私と夫はその人たちの前に座らされ、キョロキョロしていると知らないおじさんが乾杯の音頭をとりました。

それを合図に、私はおばさま方に囲まれ、「子どもはいつ? 何人ほしいの? いずれは帰ってきてここに住むのよね?」と、矢継ぎ早に責め立てられました。

夫からは引き離され、困った私は「あ...」「えー、あ、はあ」と、生返事ばかりしていたことを覚えています。

せっかく来たのに義両親と話す暇もなく、何時間も知らない人に好き勝手言われて疲れた私は「もう無理、帰りたい」と、夫を探しました。

しかし、夫は夫でおじさんたちに囲まれ、お酒を飲まされていたので、話しかけることもできず...。

どうしてもその場から離れたかったので、義母に「疲れたので先に休みたい」と言いましたが相手にされず、早く席に戻れと言われてしまいました。

どうすることもできず、ただただ知らない方に失礼な事を言われてもニコニコ受け流すしかなく、地獄のような時間でした。

私たち夫婦が解放されたのは明け方の4時頃。

そこからが大変でした。

義母は満足したのか「もう寝るから適当に片付けといて」と、皿の置き場所も分からない私にすべての後片付けを押し付け、さっさと寝室に行ってしまいました。

量が多い上に、どこに何を置けばいいのか分からないので、とりあえず適当な場所に置き、終わったときには午前8時を過ぎていました。

荷物もいまだに玄関に置きっぱなしで、休む部屋すら案内されず、信じられないほどの重労働を押し付けられた私は、酔い潰れていた夫を叩き起こしました。

いますぐ帰りたいと泣きながら訴え、そのまま休むことなく帰宅しました。

それから私は夫ときっちり話し合い、もう二度と義実家には行きたくないこと、行くなら夫だけで行ってほしいことを告げ、家庭内の約束としました。

あれは義母からの嫁いびりだったのでしょうか。

早めに縁が薄くなったので逆によかったのでしょうか。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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