「40代の女性です。しばらく会っていなかった義妹が多額の借金を抱えていました。一体何に使ったの!? 問い詰めてみると驚愕の事実が...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■ある日突然、義妹の恋人と名乗る男性から驚愕の電話が...
夫の妹であるA子(40代)の話です。
社交的なA子は、昔からたくさん友人がおり、いつも友人と遊んだり飲み会に誘われたりと、忙しい日々を過ごしていたようでした。
30代も中盤に入ろうかという頃から、周りの友人たちは結婚し、遊びに行く機会が減ったためか、我が家に遊びに来ては泊まっていくことが増えていました。
そんな日々が1年ほど続いた頃、A子は我が家に姿を見せなくなりました。
社交的な彼女のことなので忙しいのかな? と思い連絡もしていなかったのですが、ある日、夫の職場に1本の電話が入りました。
「A子さんのお兄さんですか?」
聞き覚えのない男性の声、不審に思った夫は仕事が終わってからその男性と連絡を取りました。
男性曰く、「A子に500万円を貸しているが、連絡が取れなくなり困っている」とのこと。
その男性は50代の男性で、A子と付き合っていて、結婚式の費用に充てようと思っていたお金を貸したとのこと。
そんな深い付き合いの男性がいたことは初耳で、私と夫はすごく驚きました。
私の携帯から普段通りにA子に電話しました。
「久しぶりにお茶でも飲まない?」と、週末に喫茶店に呼び出したのです。
■借りた結婚資金500万の行方は...
約束の週末になり、先に着いた私たちは男性も喫茶店に呼び出し、一緒に待っていました。
A子は喫茶店にやってきた瞬間、男性の顔を見るなり驚いた顔をして逃げ出そうとしました。
ですが、夫と男性に捕まえられて、観念したのか泣き出しました。
男性が借金を返すよう迫ると、話をはぐらかそうとするA子。
とうとう夫が怒ってきつく問い詰めました。
ポツリポツリと話し出したA子は...なんと女性用の風俗のキャストにはまってしまい、自分の給与と借りた500万円すべてを、そのキャストとのデート代金やプレゼントで使い果たしてしまったと言うのです。
お金を貸した男性はとても怒り、お金を返してもう顔を見せるなと言いましたが、「お金なんかない」と逆切れするA子。
どうしようもなくなり、私たちは義両親を呼び、義両親が男性にお金を返すことになりました。
その間もずっとA子は男性に謝ることもせず逆切れしていました。
父親にきつく怒られてそれから6年、A子は親に毎月の給与から返済を続けているようです。
どこで彼女は道を間違ってしまったのでしょうか...。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。