アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■派遣先で出会った女性の怪しすぎる勤務態度
2007年、当時30歳の私は派遣会社から紹介された職場で働いていました。
私の本業は他にあり、仕事内容や環境には何も不満はなかったのですが、本業が休みの日に他の職場で働いてみるのも良い経験になるだろうと思ったのです。
そこには、派遣社員の29歳の女性Aさんがいました。
Aさんと私は、基本的には朝に指示された仕事を2人で半分ずつ分担して、淡々と仕事を進めていくスタイルでした。
Aさんと私の席は他の社員から離れていて、オフィスの端のほうにありました。
そこで、Aさんは仕事中に何やら怪しげな動きを始めたのです。
Aさんは、どうやらインターネットで何かを検索している様子。
ここまでなら、何か調べているのかな、息抜きをしているのかな、と思えるのですが、彼女の場合は状況が違いました。
なんと、時給をもらっている勤務時間中に「職探し」をするのがAさんのルーティンだったのです。
気になる仕事を検索しては、「その場で応募をする&求人の文章をプリントする」という行為を繰り返していました。
■「これはやばいぞ!」Aさんの希望職種を知った私
さらに、応募した企業から電話がかかってくると、勤務中でも普通に電話に出てしまうのです。
そのため私は、Aさんの希望の職種や条件をガッツリと聞いてしまう羽目になりました。
この状況は始業から終業まで続くので、こちらもたまったものではありません。
私はAさんに「家でも就活してるんですか?」と聞いてみました。
すると、Aさんは「家にはパソコンがないし、彼氏とも会いたいから」と言うのです。
どうもAさん、職探しに焦ってはいるけれど、9歳年下で大学生の彼氏がいて、若い子に取られないか気が気ではなく、プライベートでは彼氏との時間を優先したいのだそうです。
それにしても、仕事中に職探しをずっとしているのは、私としてはモヤります。
Aさんは仕事も進めてはいるのですが、2人で半々で進める予定だったのに、どうしてもAさんのほうにやり残しが発生します。
私がAさんのやり残しを持って「これもできそう?」と聞いたところ「やっておいて」と返され、あまりの図々しさに引きました。
ちなみに、Aさんの希望の職種はまさに私の本業の業界です。
世の中は狭いものです。
Aさんは私の職場にも就活に来ましたが、選考担当者にこの時のことを話しておいたので、見事に落とされていました。
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