「40代の女性です。大学で一緒に授業を受けていた仲良しの友人がどんどん派手になっていきました。卒業後に知った真実は、想像のナナメ上で...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■Tシャツにジーンズの地味だった友人が、厚底とブランドバッグの派手女に変身
大学生時代の話です。
大学で同級生となったSさん(当時20代)とは、同じ授業をとったことがきっかけで仲良くなりました。
Sさんはかわいいけれど大人しい性格で、服装もTシャツにジーンズとスニーカーでシンプル。
テニス部やコンビニのバイトに打ち込む爽やかなタイプでした。
そんな彼女でしたが、ある時期から徐々に派手になっていったのです。
服装は、当時流行っていた厚底ブーツやブランドバッグにミニスカート。
メイクも濃くなっていきましたが、もともとかわいかったので、それはそれで似合っていました。
そして、あんなに毎日頑張っていたテニス部も辞めてしまったのです。
周りのみんなも「Sさんの雰囲気変わったね」と言っていました。
「水商売のバイトでも始めたんじゃない?」と勘繰る人もいましたが、そんな様子はありませんでした。
そんなSさんですが、卒業を目前にした大学4年の頃から、急に大学に来なくなりました。
心配して連絡しても「ちょっと体調が悪くて」など短い返信が来るだけで、詳しいことは分かりませんでした。
卒業式にも参加しなかったSさん。
そうして疎遠になってしまいましたが、私も卒業後の新生活で忙しかったので、気にする余裕はありませんでした。
■5年後の同窓会で知った衝撃の真実
真相が分かったのは、大学を卒業して5年後にプチ同窓会をしたときのことです。
Sさんの親友だった子が「いまだから言うけど」と切り出したその真相は、想像のナナメ上でした。
なんと、Sさんは私と一緒に受けていた授業の担当教授(40代後半の既婚者)と不倫していて、卒業間近には妊娠してずっと入院していたとのことでした。
なるほど、服装や雰囲気が変わったのは教授の好みで、ブランド物や流行りのアイテムは教授からのプレゼントだったのか...。
部活を辞めたのも教授と会う時間を作るため、と考えると納得がいきます。
その親友の話では、妊娠が分かった時点ではまだ教授と前妻との離婚が成立しておらず、ずいぶん揉めたとのこと。
妊娠してから体調が悪く入院生活、卒論は病室のベッドの上で書き上げたそうです。
その後、教授は多額の慰謝料を前妻に払って離婚したものの、当時住んでいたマンションも売ってしまったようで、しばらくは生活が大変だったようです。
「いまは2人目も生まれて幸せそうだからいいんだけど...みんなからの連絡を無視してしまったことを心苦しく思っているみたいだよ」と言っていました。
しかし、あまりの予想外の展開に一同は唖然とするばかりでした。
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