「だから嫌われるんだよ...」空気を読まず、親戚にマウントをとる母親にうんざり【みなさんの体験記】

「母親の言動に恥ずかしい思いをした経験はありませんか? 本当は娘の私が注意すべきなのですが...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

「だから嫌われるんだよ...」空気を読まず、親戚にマウントをとる母親にうんざり【みなさんの体験記】 pixta_91197871_M.jpg

■従姉の成人のお祝いで母がやらかした!

私が19歳の頃の話です。

私より1つ上、母方の従姉の成人式がありました。

従姉は振り袖を用意していたので、成人式の日は私と母(当時52歳)で、従姉の自宅までお祝いに行くことになりました。

従姉の晴れ姿を見ようと家に到着しましたが、従姉はまだ帰宅していませんでした。

ではご馳走を食べながら待とうということになり、話したり食べたりしながら待つことになりました。

母と待っている間、成人を迎えた従姉のことで話に花が咲くかと思っていたのですが違いました。

母は、来年に成人する私の振り袖を「もう買った」という話を、従姉の家族に延々と話し始めたのです。

■成人式から帰ってきた従姉にも母の自慢話は止まらず...

母は私の振り袖の話を1時間ほど止まらず続けました。

話はつまらないので、従姉が帰ってくるまでとても退屈に感じました。

やっと従姉が成人式から帰ってきた頃には、私も従姉の家族たちもお疲れ気味に...。

従姉の振り袖は、艶やかな赤と黒を基調としていてとてもきれいでした。

ところが...母は振り袖を着ている従姉を前に、「あらきれいじゃない。でもうちの子の振り袖は青色で帯は金色」とか「1年前から予約しないと良い振り袖が買えない」など、ずっと私の話を続けていました。

従姉の振り袖はレンタルです。

もちろん、レンタルでも良いと思います。

レンタルもそこそこの値段がしますし、そう見劣りはしません。

でも、母の話は「私は娘のために振り袖を買ってやった」と、そこを強調しているように聞こえました。

娘の私がそう思うくらいなので、従姉の家族はどう感じたでしょう。

従姉たちはみんな苦笑いをしていて、母のマシンガントークに誰も反論する気が起きず、みんな黙って食べていました。

そして1年後、私の成人式がありましたが、従姉家族は誰もお祝いに来てくれませんでした。

母が従姉の家に連絡したかどうかは確認していません。

ただ、母は従姉家族が来ていなくても、一向に気にする様子はありませんでした。

前日の準備はもちろん、当日私の着付けに一緒に来たり、写真を撮ったりしてとても満足そうでした。

お母さん、まわりの空気を読まないから嫌われるんだよ...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP