「40代の女性です。わがまま夫に手を焼いているのですが、先日の彼の行動には衝撃を受けました...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■ポテトサラダが大好きな夫
夫(44歳)の好物はポテトサラダです。
夫が食べたがるので、我が家の定番メニューとなっています。
しかし、ポテトサラダにはマヨネーズなどハイカロリーな調味料がふんだんに使われるため、メタボ予備軍の夫には少々控えてほしいもの。
しかも副菜にしてはとても手間がかかるため、フルタイムで働いている私(43歳)にとっては、作るのがしんどいレシピでもあります。
そんなときはお惣菜のポテトサラダを買って食卓に並べるのですが、大食漢の夫にはお惣菜の可愛いサイズではとうてい足りません。
夫が満足する量をお惣菜でまかなうには、食費がいくらあっても足りないのです。
それまでは週に1~2度は作っていたのですが、我が家で1番わがままで手のかかる夫は、ついに「毎日食べたい」と言い出しました。
私は毎日じゃがいもを調達し、夏はきゅうり、冬はブロッコリーなどの野菜をどっさり入れて、カロリー調節と経費削減に励みました。
そうしてしばらくの間はなんとか奮闘しましたが、ついに私の疲労も限界に達し、夫に「毎日は無理。そんなに食べたいなら自分で作って」と宣言しました。
その日から夫は不機嫌になりながらも、ポテトサラダがない夕食を黙って食べていました。
自分では作らないのね...と思いましたが、我が家の平穏を守るため口に出すことはしません。
■冷蔵庫の中の異様な光景に唖然...
それから数日後のこと。
仕事を終えて帰宅し、冷蔵庫を開けた瞬間目に飛び込んできたのは、なにやらビニールに包まれた大きな白いかたまり...これはなに?
確認してみると、それはビニールで包装されたポテトサラダだったのです!
夫が業務用のスーパーで購入してきて、冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰め込んだのでしょう。
あまりの光景に言葉を失っていると、どこからともなく現れた夫が「全部オレのだからな」と得意げに言ってきました。
もう好きにしてくれ...。
夫はその日から毎食後、ポテトサラダをデザートのように食べています。
誇張ではなく、まるで飲むように食べるのです。
子どもたちもドン引きしていて、「食べる?」という夫に娘(15歳)は目も合わせず「いらない」と言っています。
夫はそんな冷ややかな目を気にしていません。
だって、大好きなポテトサラダが冷蔵庫いっぱいに詰まっているのですから。
夫の健康面が心配ではありますが、いくら言っても聞かないため、「自己責任でお願いします」とだけ伝えています。
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