「60代の女性です。人気のハンバーグ店でとんでもない接客をされました。出てきたハンバーグはもしかして生焼け? と思うような酷いもので...忙しいのは分かるけれど、あり得ない!」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■もしかして生焼け!? それなのに酷い態度の店員
2023年の秋のことです。
ハンバーグが食べたい! と思い、私(65歳)と夫(66歳)の2人で隣町のチェーンのステーキ店に行きました。
しかし、接客にとてもがっかりしました。
このお店は熱々の鉄板にハンバーグが載せられ、さらに焼石が添えられているので、冷めても焼き直しておいしく食べられる熱々ハンバーグが売りのお店です。
値段もお手頃で味もなかなか、たまに食べたくなる味なのです。
夫はカットステーキ、私はフェア限定のチーズの乗ったハンバーグを頼みました。
メニュー写真で見るチーズハンバーグは、上に乗せたチーズだけでなく、中からもチーズがとろけて湯気を立てています。
食欲をそそる見た目で、チーズが好きな私はウキウキしていました。
そして、ほどなくしてお待ちかねのハンバーグが届いたのですが...。
「あれ?」
上にのったチーズが全くとけていません。
鉄板もいつもはジュウジュウ音を立てているはずなのに、それもない...。
夫のステーキはジュウジュウと音を立てていましたから、これはおかしいと思いました。
「これ、焼けてないわよね」
「そうだね」
夫と話しながら、こわごわハンバーグ本体に指で触れてみると、火は通っていそうな手触りでしたが、生ぬるい程度です。
生焼けだったら困ると思い、店員さんを呼び、焼き直してもらおうとしました。
呼び出しベルを押し、しばらく待つと店員さんがやって来ました。
「あの、これ、チーズがとけていなくて、ぬるいので焼き直しをしてほしいんですが」
そう頼んだら、返事は「はい?」と。
私より少し年下の女性ですが、なんだか雰囲気が怖い...。
■「これでいいですか?」ガツン! テーブルに勢いよくお皿を置かれて...
焼き直しを頼み、やがて湯気の立つハンバーグが届きました。
先ほどの店員さんが持ってきてくれたのですが、「これでいいですか?」と言ったあと、ガン! と音がするくらい勢いよくお皿をテーブルに置いていきました。
待って! 店員さんまた怖い!
夫も驚いて口をあんぐり、思わず顔を見合わせました。
これ以上刺激したくなくて「ありがとうございます」と、お礼を言ってハンバーグを食べました。
ハンバーグは期待通りに美味しかったのですが、怖い接客のせいでウキウキしていた気持ちがすっかりしぼんでしまいました。
店内は満席で、スタッフも明らかに少なそう。
とても忙しかったのは分かりますが、あの態度はかなり怖かったです。
その後、しばらくして店は閉店。
「〇月リニューアルオープン! スタッフ募集!」の看板が出ていました。
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