「コロナ禍、医療関係者の方々は感染対策に神経を張り詰めていたようですね。従妹の夫も医療関係の仕事をしているのですが、彼が家庭で徹底した対策は合理的なだけでなく、想像すると吹き出しそうになってしまいそうなものでした」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
■「玄関で脱いで!」って、え〜! でも夫は真剣そのもので...
従妹から聞いた、旦那さんの主張はこうです。
「玄関ですべての服を脱ぐことにより、外出しているときに服についた花粉やウイルスを家の中に持ち込まないようにできるので、実践しよう」
確かに、私たちが住んでいる場所は、子どもたちは通学の時にはどうしても電車やバスに乗らないと学校に通えない地域のため、旦那さんが心配する理由も分かります。
特に私は花粉症持ちなので、コートやマフラーなどについた花粉は払ってから家に入るようにしているので、余計に理解できました。
しかし、玄関にバスルームに置くような洗濯籠と家着を置くラックを置き、帰宅するたびにそこで着替えているという話を聞くと、なんだかモヤモヤします。
「着替えているときに誰かが訪ねてきたり、他の家族が帰ってきてドアを開けたらどうするんだろう」
毎日行っているのだから、ありえないことではありません。
その光景を想像すると、少しシュールな感じがして笑ってしまいました。
そうしたご時世だったので事情はわかりますし、効果的なことも理解できます。
その後「玄関に携帯電話専用の除菌ケースが増えた...」と、ため息交じりに電話してきた従妹を思い出すと、やはりいまでも笑ってしまいます。
漫画:とんちきくま/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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