「見た目はガイコツみたいなのに、痩せていることが美しい、長生きもできると信じて疑わない義姉。親族の誰もが『結婚できないだろう』と思っていましたが、良縁に恵まれ優しい男性と結婚しました。これで、あの過剰にストイックな生活も改善するだろうと思ったのですが、甘かった...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
■「結婚は無理!」と思われていたストイックな義姉だけど...
夫(48歳)の姉(50歳)は、美や健康、環境保護に関しての意識が高く、とてもストイックで、周囲がついていけない部分が多々あります。
たとえば、痩身こそが「美」、さらには長寿の秘訣と信じていて、朝食は抜いて昼と夜の1日2食しか食べないという徹底ぶり。
1日2リットルの水を飲み、毎朝夕欠かさず計2時間ウォーキング。
週1回はご褒美デーで、ケーキやステーキなどをガッツリ食べるそうですが、血管が浮き出るほどの激痩せ状態です。
健康診断では、医師からもっと食べるように注意ではなく警告をされています。
しかし、義姉は「健康だから問題ない」と聞く耳を持ちません。
とにかく我が道をゆく性格で、家族からも常々「結婚はできないだろう」と言われていました。
そんな義姉ですが、40歳のときに交際していた男性Tさん(当時47歳)からプロポーズされました。
話を聞いた家族はみな「物好きな男性がいたものだ」と話していました。
義姉は結婚を機にライフスタイルを変えるようなタイプとは到底思えなかったため、私自身も「Tさん、本当にこの人でいいの?」と思ったのが正直なところ。
義妹(当時37歳)にいたっては「Tさんの運が良ければ姉はプロポーズを断るだろう」なんて口にするほどでした。
しかし、そんな家族の懸念もお構いなく、義姉はプロポーズを受け入れ、晴れて結婚。
義父母は結婚式の際「本当に、本当に、本当に、もらってくれてありがとう」と、涙ながらにTさんにお礼を言い続けていて、私は少し笑ってしまったことを覚えています。
漫画:FJosa/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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