「うおおーっっ!」深夜に隣の部屋から男性の叫び声が。一体何が? 奇妙な騒音問題の「意外な結末」は

「40代女性です。マンション暮らしだと、どうしても騒音が気になりますよね。自分が出している音は周りにはどのくらい聞こえているか? 想像力を持っていたいと感じた出来事でした」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■枕元から男性の叫び声⁉ その正体とは...

2003年ごろの出来事です。

私はワンルームマンションで1人暮らしをしていました。

比較的、築浅の鉄筋コンクリート造だったので、それなりに防音性はある物件でした。

しかし、ある時期を境に、深夜の叫び声に悩まされるようになりました。

声の主は、隣に住む学生らしき男性とその男友だち数人。

どうやら彼ら、毎日のように夜な夜な集まっては、朝までテレビゲームを楽しんでいるようでした。

しかも窓を開けた状態で騒いでいるのです。

ゲームでヒートアップしてくると、夜中でも「うおおおおおおおーーっ!!」と大きな叫び声を上げるため、私は安眠することができません。

部屋の窓やカーテンをしっかり閉めていても、隣の窓が全開なので、まるで枕元で男性が絶叫しているような状態でした。

「彼らはゲームをしているんだ」と頭で分かっていても、睡眠中に発せられる突然の男性の絶叫は、当時の私にとっては恐怖でしかありませんでした。

■匿名で注意したら大声は収まったものの...

仕事に影響が出るほどの寝不足が続いた私は、困り果てて管理会社に相談しました。

しかし「騒いでいるときにしか注意はできない」と言われてしまいました。

「夜間の対応はこちらではできないので、もし夜間になにかあった場合には110番に電話してください」

そう言われたので、お隣さんが騒いでいる時間帯に通報しました。

そうして「とにかくお隣さんには窓を閉めてもらいたい」という私の願いは、警察官からの注意によって実現されました。

お隣さんには、警察官から「匿名の相談があったため」と伝えられ、私が電話したことは知りません。

ところが...。

後日、知らない番号から着信がありました。

恐る恐る出てみると「○○さんのお電話ですか?」と...。

なんと、お隣の男性の母親を名乗る人からの電話でした。

お隣さんの母親が管理会社に問い合わせ、私の名前や電話番号を聞き出したようです。

確かに苦情元は限られると思いますが、さすがに「匿名」のはずの相手に直接電話してくるなんて...。

そして、そもそも個人情報を教えてしまう管理会社もどうなのでしょう。

電話の趣旨は謝罪でしたが、騒いでいた張本人ではなく母親からの電話だったことや、私の個人情報を管理会社から聞き出したことについては何も感じていない様子が、とても理不尽に感じた出来事でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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