「60代女性です。食器洗いは主婦の仕事って誰が決めたんでしょう? いまはそんなことないかもしれませんが、誰かやってくれればいいのに、が私の本音でした。先日、ついに食器洗いから解放されると思ったのですが...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■食器洗いが大嫌いな私に救いの神!
私(62歳)は食器洗いが大の苦手です。
夜の食事が終わった後なんか、片付ける気力など残っていません。
お酒を飲んで気分がよくなっているときに、皿洗いをする気にもなれません。
結果、使い終わった食器は毎晩洗い場に山積み。
翌朝、目が覚めてからやるのがルーティンです。
「だったら食洗機を買ったら?」と言われることもありますが、どうせ買うなら洗いたい食器や鍋、全部が入るものでないと意味がないと感じています。
つまり、1回で全部洗いたいという、私の希望を満たす食洗機は大型です。
調べてみると、取り付け型でなく、キッチンごと改造する必要がありました。
そうなると費用も時間もかなりかかるため、我が家にとってなかなか厳しい状況です。
あるとき「食器洗いが本当は1番嫌いなんだよね~」と夫に話したら、「えっ? 俺、食器洗い好きだけど。やるやる!」と、なんとも嬉しい申し出がありました。
それからは食器や調理器具が溢れかえっている流し台で、夫は鼻歌交じりに食器を洗ってくれるようになりました。
そこまではよかったのです。
■ベトベトで洗い残しがある食器を前に...
夫が洗い物をしてくれるのは本当に助かります。
だけど残念ながら、洗いあがった食器はベトついていたり、汚れが完全に落ちていなかったりしているのです。
どうしてかというと、夫は洗剤を使わずに食器を洗っていたのです。
「俺、洗剤は嫌いなんだよなぁ。だいたいは水で汚れは落ちるもんだよ」
いやいやそうはいかないでしょ!
洗い物を終えた後、食器棚に戻っている食器をこっそり見てみると、一見きれいに見えますが、よく見るとあちこちに汚れが残ったまま...。
これなら自分で洗ったほうがまし! と言いたいですが、やってくれている気持ちをないがしろにもできない...ということで、夫が洗った食器を再び、私がこっそり2度洗いしています。
結局、食器洗いから全く解放されていません。
夫に言うのも気まずく、もうこのまま永遠に解放されない未来が見えてしまっています。
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