「ハンドソープないよ」じゃなくて...夫の「察して」な物言いにモヤモヤしています【みなさんの体験記】

「60代女性です。夫(66歳)の言葉の使い方に長年イライラしています。『シャンプーなくなってたよ』じゃなくて『シャンプーを買ってきて』って言ってくれればいいのに...こんな不満、みなさんも持っていませんか?」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■「〇〇だったよ」その先も言葉にして!

私の夫は何をしてほしいのかはっきり言ってくれません。

これがとっても嫌なのです。

例えば、夫は「シャンプーなくなってたよ」「扇風機出てるよ」と、私に事実だけ言ってきます。

でも、このように「なくなってたよ」「出てるよ」でなくて「ないから買ってきてほしい」「扇風機をそろそろ閉まってほしい」と、はっきり伝えてほしいのです。

私はうっかり者でよくストックを切らすので、夫も「きっとぽん子(私のこと)は気づいていないんだろうな」と思い、良かれと言っているのでしょう。

でも、どうしてほしいのかはっきり言われないのは、なかなかストレスです。

この事実だけを伝えるスタイル、夫はそんなつもりはないのでしょうが、私が夫の期待を「察して動く」ことを要求されているようで腹が立ちます。

あと、考えすぎかもしれませんが、私にお願いを聞いてもらった後に「ありがとう」と感謝するひと手間を無意識に省いているんじゃないの? なんて思ってしまうのです。

ああ、腹立たしい!

■「何をしてほしいか言って」と伝えてみたけれど...

こちらが何も言わないと夫が変わらないのは、長年の付き合いで分かっていたつもりです。

私も一念発起して夫に気持ちを伝えることにしました。

「『ハンドソープないよ』じゃなくて『ハンドソープ買ってきて』とか、何をしてほしいかちゃんと言って」

私にそう言われた夫はきょとんとしたまま。

恐らく私の意図はきちんと伝わっていないのでしょうし、長年の習慣は劇的には変わりませんよね。

難しいか...とあきらめかけたのですが、多少は歩み寄ってくれたようで、「新聞たまってるよ」から少し変わり「新聞、古紙回収に出してくれる?」など、具体的に伝えてくることも増えました。

この話を主婦仲間にすると、年代を問わず「我が家もそうだよ!」と言われます。

ですから、私の夫に限らず男性によくあることなのかもしれないなと思っていました。

でも、最近気づいたのです。

私が働いているヘルパー事業所で、女性の所長や主任も「シフト希望出てないよ」「日報出てないよ」というのを。

かくいう私も「○○さん、勤務表出てないみたいです」と言っていました。

これ、相手に動いてもらいたいなら「シフト希望を出してください」が正しいですよね。

もしかしたら、これは仕事場ではよくある言い方だったのでしょうか?

夫の言い方も、長年の職場の習慣で培われたものなのかも知れません。

職場だとこの言い方をされても特に腹も立たずに何となく流せてしまうので、ただ夫に言われるのが嫌なのかもしれませんね。

私もこういう言い方をしていないか、相手に察することを求めていないか、気を付けていこうと思いました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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