「43歳の女性です。遊び人の夫を持つ友人から、あるものを受け取りました。でも、大切な友人からの預かりものが、まさか呪いの品だったなんて...! 女の恨みは怖いです」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■友人の夫は遊び人。終始浮つく夫にヤキモキする日々...
私の友人であるAさん(45歳)の夫のBさん(46歳)は多趣味です。
ゴルフ、音楽鑑賞、投資など、趣味や興味が多岐にわたり、それぞれに遊び仲間がいます。
先日もクラシックのコンサートを鑑賞するため、遠方に2泊3日で出かけたそうです。
人生を謳歌していてうらやましいですが、妻であるAさんにとっては不安がつきない様子。
というのもBさんは大の女好きで、遊び友だちも大半が女性とのこと。
しかもBさん、女性と2人だけで会うことに、ひとかけらの遠慮もないらしく...。
「○○さん(女性)とゴルフに行ってくる」
「△△ちゃん(女性)と食事に行ってくる」
こんな感じで、Aさんに堂々と宣言してから出かけるそうです。
Aさんは最初こそ「女性と2人だけなんてやめてほしい」と文句を言っていましたが、Bさんは「なんで? 友だちだからいいじゃん」と言って、聞き入れてくれないとのこと。
Aさんも「友だち」と言われればそれ以上は何も言えず、我慢していたそうです。
でも、女性の友だちと出かけるときはあきらかに嬉しそうで、おしゃれもしているため怪しさ満点。
最近、特に仲良くしている女性がいるそうです。
その女性は未亡人で、Aさんとも顔見知りの美人とのこと。
まったくとんでもない男です。
■妻の「怨念の証」を直に目撃してしまった私...
ある日、我が家に遊びに来たAさんが「これ預かってくれない?」と、木箱の入った紙袋を差し出しました。
ずっしりと重い木箱の中身は「壺」だというのです。
そんな高価そうなもの、いくら友人でも預かりたくないと言ったのですが、「夫には内緒で購入したんだけど、保管する場所がないの。保管場所を確保できるまで」とお願いされ、仕方がなく受け取りました。
それからしばらく経ったある日、クローゼットを掃除していたときのことです。
掃除中に壺が入った箱に手が当たってしまい、中身が揺れた感触がしました。
「しまった!」
割れていたらどうしよう! おそるおそる箱のなかを覗くと...壺は無事でした。
壺は無事だったのでホッとしていたら、壺の中に小さく折りたたまれた紙を見つけました。
「なんだろう?」と紙を開いてみると、そこには大きな「呪」の文字と、その横にBさんが最近、仲良しの未亡人女性の名前が...!
「ひぇ~~~~」
本当に怖いと悲鳴が出るんですね...しかし、Aさんはなぜこんな恐ろしいものを私に預けたのか...。
「あ、バレた? 家に置いておいて夫に見られたら嫌だな思って。ももこ(私)に預けたの。ごめんね(笑)」
意を決して聞いてみると、私が感じている恐怖とは裏腹に、あっけらかんと話してくれました。
強がってそう見せていただけかもしれませんが...。
その壺はいまでも我が家のクローゼットにあります。
「他に保管できる場所が見つかるまで」ということで預かっていますが、気になって仕方がありません。
いまのところ、私の周りでは悪いことは起こっていませんが、怨念が壺からこぼれ出してきそうで、心がざわついてしまいます。
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