「43歳の女性です。2023年のお盆に親戚宅へ帰省したときの話です。のんびりするのが恒例だったのですが、帰省初日から災難が重なり、仕事をしているときよりもグッタリ。さんざんな目に遭いました」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■帰省した日、夫の叔母(82歳)に起こったことは!?
2023年のお盆は、遠方にある義実家の親戚宅(夫の88歳の叔父、82歳の叔母の夫婦宅)で過ごしました。
冬は豪雪地帯で、夏は(いままでなら)冷房いらずで、避暑地のような快適さでした。
ところが、今年は全国各地の猛暑が親戚宅にも及びました。
事情で例年より長く滞在した間、毎日のように最高気温は30度超え...。
私も軽い熱中症になるなど散々な目に遭いました。
でも、トラブルはこれだけではありません。
帰省した日から災難の連続でした。
帰省した初日、あまりの暑さで夕食も一苦労したのですが、その1時間後、叔母の差し歯(上の歯4本が繋がったもの)が突然、取れかけてしまったのです。
完全には取れたわけではなく、口の中でブラブラした状態です。
「寝てる間に飲み込んだら大変!」と叔母も慌てました。
すでに夜だったため、かかりつけの歯科医院は閉まっています。
病院を捜したのですが、受診するには熱がないことを申告する必要がありました。
そこで叔母の熱を測るとなんと37.5度!
さらに「頭が痛くて気持ち悪い」と言うのです。
私は「軽い熱中症に違いない」と思い、保冷剤でそけい部とわきの下を冷やしつつ、水分補給を勧めました。
同時に夜間救急センターで紹介してもらった歯科に片っ端から電話するものの「熱が下がってからでないと受診は困ります」と言われてしまいました。
やきもきしながら約1時間ほどすると、なんとか熱も下がり頭痛などもおさまってきました。
■既にグッタリの私。やっと歯科を受診できると思ったら...
ようやく受診できる歯科が見つかったため、叔母の体調も考えてタクシーで行くことに。
スマホのタクシー予約アプリを使おうとしたら、今度はどこのタクシー会社も「1時間待ち」「見通し立たず」の表示。
「え! 一体なぜ!?」
あるタクシー会社に電話すると「いま、隣の区で線状降水帯が発生し、土砂降りで冠水中なんです。どのタクシーもそっちに向かっています」と言われて呆然。
仕方がなく叔母と「深夜バスが通るからそれで行こう」と家を出た瞬間、土砂降りの雨...。
傘があってもずぶ濡れです。
ようやくバスに乗って歯科に着いたときにはヘトヘト。
でも丁寧に診察、治療してくれて、帰りも「タクシーが来るまで待っていたらいいですよ」と言ってくれました。
その親切に甘え、タクシーを待ち、結局、帰宅したのは夜の12時近くでした。
帰省日から予想外の暑さ、叔母の熱中症、夜間の受診、ゲリラ豪雨で「災難続き」とグッタリ疲れ果ててしまいました。
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