「高校生の息子はコロナで休校中、ご飯が貧相だの外食がしたいだと言いたい放題。『また休校にならないかな』と言っている息子を、思わず引っぱたいてやりたくなりました」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
最近、息子(17歳、高校3年生)が突然言った言葉にゾッとしました。
「お母さん、去年みたいにまた学校休みになったら、家にずっといれるのになあ」
2020年の一斉休校時の大変さを思い出すと、「そうだね」とは言えない自分がいます。
何しろ、休校時の息子の態度があまりにも理不尽だったので、学校に行ってほしいという気持ちが勝ってしまいます。
昨年、コロナの影響で息子が通う学校は2月頃から5月頃まで休校になりました。
休校についてはしょうがない話ですが、息子の「俺様な態度」にホトホト疲れてしまい大変でした。
特に大変だったのは、食生活とテレビの使用権です。
まるで子ツバメのように「ご飯まだ」 「おなかすいた」と言われ続けました。
忙しいため、簡単な焼きそばやスパゲティや炒飯がメインの献立となると、「お母さん手抜きばっかり。ちゃんと作ってよ」と言われる毎日。
他の家もそうなのか、友人に聞いてみたことがあります。
「どんなご飯でも文句は言わないよ。作ってもらっているんだもん。当たり前じゃん」
その通りです。
そのことを息子に話したら、イラっとさせる返事が返ってきました。
「お母さんのご飯のレベルが低すぎるから言っているだけだよ。その家で出るご飯は、うちより豪華なんじゃない」
ちなみにその友人は、お子さんの大好物・そうめんが食卓に上がることが多かったそうです。
「絶対に作ってもらったご飯には文句を言わない。ありがたくいただくこと」
私自身は母からそう言われて育ったので、文句ばかり言う息子には違和感しか覚えませんでした。
息子に一度「だったら何が食べたいの」と聞いたことがあります。
そのとき、返ってきた答えは「回転ずし、ファーストフード」。
はぁ?
漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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