「裁縫勉強中の私に、自分の子どもの入園グッズ作りを頼んできたママ友。まあいいかと引き受けたのですが、要求は次第にエスカレート。引き受けるんじゃなかったと心底後悔しました」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
そう言ってBさんは子どもが好きなアニメのキャラの生地と、3000円ほどを渡してきました。
私もその頃にはとっくに産休育休が明けており、フルタイムで働いていることを伝えても、Bさんには聞こうとしませんでした。
息子の同級生のママさんなので今後のことも考えるとむやみに断るのもはばかられて、仕方なく作ることにしました。
しかし、引き受けてからBさんの要求はエスカレートする一方。
「袋には小さなポケットを作れ」
「何々のキャラクターのワッペンを買ってきて付けろ」
「3000円渡してるんだから多少の物は買い足せるだろ」
などなど、さすがに失礼じゃないかと思うような口調での要望の電話がかかってきて、私は頭を抱えてしまいました。
それでも一度引き受けたものだからと、なんとか子どもたちの入園前に作り上げ、Bさんに渡したのですが...。
「ありがとう。うん。まあ手作りだからこんなもんよね」
人に作らせて図々しい要求までしておいて、こんな言いぐさありますか!?
やっぱり引き受けるんじゃなかったと後悔しました。
未だに時間があるときには子どもにハンカチなどを作り、そこに刺繍を入れるなど趣味として続けていますが、あのときからはBさんはもちろん、他の方に頼まれても極力お断りするようにしています。
漫画:ヤドカリコ/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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