「父は酔うとたちが悪い。分かっていたのに飲ませてしまったせいで、法事の席で親戚の秘密を暴露してしまい、場は一触即発の雰囲気に。誰か父を止めて! と思ったとき、救世主が現れたんです。」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
法事のときに起きた出来事です。
何年ぶりかに親戚が集合し、故人を偲びながら穏やかな会話が弾んでいました。
しかし...そんな時間は束の間でした。
食事が進み、お酒も随分入ったころ、父がペラペラ喋り始めてしまったのです。
その内容は「誰かが秘密にしていたこと」。
これ、たまにでてくる父の悪いクセなんです。
普段はまだマシですが、お酒が進むと歯止めが効かなくなります。
まず最初にターゲットになったのが20代の男性。
「そういやお前、随分いい会社に入ったって聞いたけど、大学受験失敗したのにたいしたもんだな。それで仕事はうまくいってるの?」
なんて意地悪な含み笑いをたたえた表情で言い出すのです。
私は頭の中で「受験失敗ってわざわざ言うな!」とつぶやきつつも「そういうのやめよう」と耳打ちするにとどめます。
多分、ここではっきりと「受験を失敗したなんて言うな!」なんて言ったら最後。
父の性格からするときっと「そこ」をしつこく追求するでしょう。
言われた男性は苦笑いしましたが、彼の方が父より一枚も二枚も上手でした。
「そうなんですよ、みんなに言われて参ってます。でも、あのときの経験が今の僕には生きているのかな。今は手を抜かずに頑張ってますよ!」
絶妙の返しとガッツポーズで父を撃退してくれました。
本当に頼もしい。
謝罪と感謝、そしてエールを含んだ笑顔を贈る私。
反対に憮然とする父。
きっと相手の泣き言を聞きたかったのでしょう。
すると今度はターゲットを変更。
今度は親戚のおばさんを捕まえて嫌味を言いだしたんです。
漫画:すずはる/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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