「うちの夫は書類を書くのが大の苦手。練習のつもりで書類を書かせてもあまり改善されませんでした。そんな夫が持病で入院することになり、手続きの書類を用意してもらったんですが、またもややってくれました」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
ちなみに、その病院は緊急連絡先(兼・身元保証人)として、2名の名前と連絡先を書くことになっています。
夫がその病院に入院するのはこのときが2回目でした。
「前回はお兄さんの名前を書いていますよね。またお兄さんにしておいていいですか?」
看護師さんは1回目の入院時に私が記入していた書類を持ってきて、確認してきました。
すぐに修正してほしいとのことだったので、その場で思わず「はい」と言ってしまった私...。
結果、私から夫の兄(当時50歳)に、連絡をすることになりました。
「かくかくしかじかで...入院の書類にお兄さんの名前を書かせてもらいたいんですけれども」
「急に病院から連絡が来ても対応できないこともある。これからも何かあったら自分の名前を書いてもらって構わないが、そのようなときは早めに知らせてもらいたい」
拒まれはしませんでしたが、そんなごもっともな意見が返ってきました。
もちろん夫にも注意したんですが...。
「なんでだめなの? 家族なのに。あの子はもう電話でしゃべれるじゃん」
「緊急連絡先だよ? しかも身元保証人なんて未成年がなれるわけないじゃない?」
「どうせお前のとこに連絡が行くんだから大丈夫」
全く懲りていないその様子に、「これからも書類は、私が記入するべきなんだな」と思い知らされました。
後日、子どもにこの話をすると、呆れながら笑っていました。
子どものほうがよっぽどまともな感性を持っていることについては、良かったと思いました。
漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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