「10代で子どもを産んだ娘は、当初は母親としての自覚は『0』。ダメダメすぎて私も手助けしましたが、子どもがいると母親は成長するものなんだな...としみじみ思う今日この頃です」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
娘が結婚&出産したのは10代の後半、まだ学生でした。
妊娠がわかったときには「私がこの子を守る」という強い意志を見せた娘でしたが、実際の生活は「う~ん、新米ママといってもこれは...」とうなりたくなるものでした。
そんなわけで、夜中の授乳も、おむつの交換も、離乳食も、経済も、生活のすべてを私たち夫婦が面倒を見ることに。
しかも当時の娘は隙さえあればそれらのすべてを私に任せようとしていましたので、そんな娘を見るたびに、「まだまだ母になるには早すぎたのかも」と不安しかありませんでした。
娘のあまりの稚拙さに「ダメだこりゃ」と何度もあきらめそうになりました。
でも、見放すなんてことはできません。
孫の幸せのためにも、もちろん娘自身の幸せのためにも「娘を母として成長させよう」と自分なりに頑張ることを決心しました。
そんな私の思いをよそに、娘はのんきそのもの。
授乳のタイミングでも「自分が眠いから」と起きようとはしません。
まだ赤ちゃんだった孫がぎゃんぎゃん泣いていても、平気な顔で布団をかぶって眠っている娘。
それを私がゆすって起こして授乳を促していました。
また、おむつの交換も「でてるよ、変えてあげて」と促さなければ自分からはやろうとはしませんでしたし、離乳食なんて絶対に無理。何を食べさせるか恐怖です。
私がやってしまうのは簡単、でも、それでは娘が母として成長しない!
きびしく言うのではなく、さりげなく誘導しつつ育児を教えることにしました。
漫画:ようみん/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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