「孫の友だちが家に遊びに来る。最近ではそう簡単にいきませんが、もし来てくれたら歓迎したい。そう思っていた私ですが、モンスターなお子さんがやってくるのは想定外でした」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードが漫画になりました。この時、あなたならどうしますか?
ビシッと叱った夫の迫力にこの子もびっくり仰天。
ですが今度はふてくされた態度で「帰る」といい、そのまま本当に帰ってしまいました。
「もう遊びに来ないかもしれないな」そんな風に感じつつ、正直安堵していましたが、お孫ちゃんのことを考えると心がチクリとしていました。
しかしこの子はやっぱりツワモノでした...翌日もケロッとした様子で遊びに来たのです。
さすがにこれまでの行動を繰り返すことはなかったのですが、今度は別のことで私を困らせてくれました。
ある日のこと。
来客を理由にリビングへの入室NGと伝え、子ども部屋で遊ぶことを約束しました。
しかし、10秒もたたずにリビングに来て、「あんた誰? 何しに来たの?」とお客様に言ったのです。
このときはさすがにその場で叱りました。
また別の日。
「家まで送ってほしい」
なんて言ってきましたが、夕方の一番忙しい時間だったので断ることに。
そうするといつまでも帰ろうとはしません。
それではこちらが困ります。
暗くなるといろんな意味で危ないですし、ご家族も心配するでしょう。
仕方がないので歩いて送っていくよと言ったのですが、そこでさらにビックリ。
「遊んで疲れた。車で送って」
あきれて断っても「歩けない」を繰り返すだけ。
さっきまで走り回って遊んでいたのに。
忙しい時間ですし、そのワガママさにさすがにカチンときてつい言ってしまいました。
「じゃあママの迎えを待とう。車で迎えに来るように電話しなさい」
子ども相手にきつい口調だったとは思いますが、それでひるむような子ではありませんでした。
「じゃあいい!」
怒った様子でそう言って帰っていきました。
孫とその子の関係、あるいはまだ小学校低学年であることなどを考えてきつく叱ることをためらいつつ、このまま振り回されるのは避けたいもの。
今は、子ども相手でも容赦せず睨みを利かせてくれている夫に助けられ、何とかやり過ごしています。
今のままでいくか? 昔自分の子どもを育てたときのようにビシッと行くか?
「どうする私」と悩ましいおばあちゃんなのでした。
漫画:佐々木ひさ枝/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。