59歳と69歳の夫婦、医療保険をやめて変わったこと

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ペンネーム:まりあ
性別:女
年齢:59
プロフィール:大家族で、いつも他人が出入りしている中幼少を過ごし、「私だから出来ること」をポリシーに生きています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私は59歳の専業主婦で、69歳の夫と二人暮らしです。

子供は29歳の息子が一人いますが、大学を卒業すると同時に独立し、昨年結婚。私共夫婦の二人暮らしは7年目に入りました。
夫は60歳で定年、65歳までは雇用延長をし、45年間同じ会社を勤め上げました。今は全く違う人生として、週2日健康のためにパートとして働いています。

夫が定年、息子が独立しましたので、我が家では生命保険を見直すことを決め、その時の二人の生活に見合った医療保険に入り直しました。それ以前に入っていた終身保険は払い済みにして、貯蓄として残しました。

 

しかしその後2年ほどして気づいたことがありました。夫の両親は、医療保険に一切入らずに入院生活、他界しましたが、何も金銭的に困ることはなかったのです。

それを機に、夫と二人で話し合いました。私は夫に「毎月の保険料を気にして、生活を送り続けるのってなにか先のことばかり考えて、今現在を大切に過ごしていないように思うの」といいました。

すると夫は「今を大事にして元気に過ごそう。そしてこれからも元気で過ごせるように、よく体を動かして、そして食事を穏やかに食べて、よく眠る。少々不便な生活をしっかり送ることを私達の『保険』にしよう」といい、すべての保険をやめることになったのです。

 

さっそく解約手続きをすると、引き止められることもなかったので、すぐに解約できました。これが一年半前のことです。

この解約から、私達は医療保険というものには入っていません。

ただ、介護保険には入っているので、日本で暮らす限り、これだけで十分だと感じています。保険をやめたことで、毎月の保険料を気にすることなくなり、毎日が充実し穏やかに過ごせるようになりました。

 

色々な環境で様々な働き方、生き方があります。そしてその人生の締めくくり方も様々です。人それぞれの人生があるとしっかり思えるようになったからか、あまり不安にならず、過ごしていけるようになったと思います。

私達も持病はありますが、「病気になっても病人になるな」という言葉通り、年相応の自分の心身と付き合い、おだやかにすごすことが一番と思い過ごしております。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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