「私が習いたかったのはこれだ!」子どもの頃の夢をフィットネスクラブで叶える

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ペンネーム:エースコック
性別:女
年齢:54
プロフィール:30代の頃、フィットネスクラブでストリートダンスに出会って、楽しみながらフィットネスをすることができました。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

20代の頃はなにを食べても太ることがなく、山盛りの揚物をおかずに炊飯器の中のご飯を全部食べることもあった私。ですが30代になると、食事制限を頑張っても太っていくばかりでした。水を飲んだだけでも太るほどです。どうにもならない体重を見ながら、頭によぎったのは「運動不足」の文字。そんな時に近所にフィットネスクラブができたことから、そこに通うようになりました。

フィットネスクラブに入会したのはいいのですが、いざ通ってみるとなにから始めたらいいのかわかりません。とりあえずプールでバタ足の練習からスタートしてみました。当時の私は泳ぐことが苦手で、できることと言ったらバタ足ぐらい。しかも、顔を水につけたままでバタ足をしていたので、呼吸が苦しくなり、長時間続けることができませんでした。

そこでトレーナーさんに相談し、マシンを使ったり、エアロビクスに参加したり、色々試してみることにしました。その中で受けたストリートダンスのクラス。私は、これが楽しくなってハマってしまったのです。

同時に、子供の頃ストリートダンスに興味を持ち、両親に「習いたい」とお願いしたことを思い出しました。

私が子供の頃、東京12チャンネルで放送されていた番組「ザ・ゴングショー」をよく見ていました。こちらは当時アメリカで大人気だった番組で、ブレイクダンスの世界大会で優勝したとというテディ・ダンというダンサーが、よくゲスト出演していました。

それまで社交ダンスやバレエしか見たことのなかった私にとって、テディ・ダンのパフォーマンスは大きな衝撃でした。「こんな風に踊りたい!」と、心底思ったのです。ですが、子供だった私は「ブレイクダンス」という言葉もわかりませんでした。両親に「ダンスが習いたい」と言っても通じるはずがありません。断念するしかなかったのです。おそらく「ブレイクダンス」という言葉がわかったところで、当時レッスンをしているダンス教室はなかったとは思いますが......。

そんな子供の頃を思い出しながら、「あの時私が習いたかったのはこれなんだ」と知り、それから毎日のようにストリートダンスのレッスンに通うようになりました。それから1カ月後、基礎代謝が上がったのか、私の体重は自然に落ちるようになり、2カ月後にはなにをどれだけ食べても、翌日の朝には元の体重に戻るようになりました。

フードファイターほどではありませんが、お昼にたくさん食べて7kg増えていても、夕方には9kg減っていてお腹がペコペコになっているということもあったくらいです。そんなフィットネスクラブに通う楽しい生活は、私に子供ができるまで続きました。

妊娠後はお腹の赤ちゃんが心配でストリートダンスをお休みしましたが、食欲はいつもと変わらなかったため、出産時には体重が25kgも増えてしまいました。ですが、それもママさんダンスのコースで落とすことができました。

今はフィットネスクラブに通わなくなってしまいましたが、インターネットの動画を見ながら、家で楽しく踊ることができています。これからも大事な趣味として続けていきたいです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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