掃除にホームレスの安否確認。面倒だけど終わるとスッキリなボランティア体験

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ペンネーム:めい
性別:女性
年齢:54
プロフィール:毎月一回、お掃除ボランティアに参加している主婦です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

特にボランティアや掃除に興味があるタイプではないのですが、近所の人たちに誘われ、1カ月に1回、近所の河岸や道路の端を掃除しています。
毎月1回のお掃除ボランティアは、もう10年以上続いているそうです。初めの頃から参加していた方が高齢になり、引退したというお話なので、一人でも多く参加者を増やしたかったのでしょう。

川の掃除といっても、水の中に入ることはありません。ボーボーに生えている、私の身長よりも背が高い雑草を刈り、橋の上から捨てられた空き缶やペットボトルなどのゴミを拾っていきます。

雑草を刈っていかないとゴミを見つけることができませんし、刈っても刈っても雑草はなくなりません。本当にエンドレスな作業です。
みんなで「今日はあそこの木の所までやろう」と決めたりしながら、男の人たちは草刈り機で、女の人たちはカマで、草刈りを進めていきます。
いつも、ボランティアの日の朝は「めんどくさいな」と思ってしまうのですが、河岸や道路の端が綺麗になると、「今日も来てよかった」と思えるのです。

それから、このボランティアの意味は掃除だけではなく、橋の下で生活しているホームレスの人たちの安否確認にもなっています。ホームレスさんは病院に行かないので、風邪でもこじらせたら大変。毎月、草刈りをしながら「元気そうだ」と見守っています。

掃除が終わった後、みんなでお茶を飲みながら雑談したり、橋の上から川を眺めて「スッキリしたね」なんて話をしていると、ただの自己満足なのかも知れませんが、みんなで頑張ったことを誇らしく思います。

ボランティアだからお金が貰えるわけではありませんが、ご近所の人たちと親しくなれたのも嬉しいこと。

若い人たちが参加してくれないという話もでますが、みんなでボランティア活動をPRし続けていれば、若い人もいつかは理解して、参加してくれるようになるでしょう。
もちろんみなさん、決して暇なわけではありません。誰かが行動しないと所々にゴミがたまりますし、雑草にタバコの投げ捨てなんてされれば地域は大火事になってしまいます。
最初に声を掛け合ってボランティアをはじめた人たちは、純粋に「何とかしたい」と思って始めたようです。私は誘われてはじめたけれど、誰かがやらなければならないことって、世の中にたくさんあるのだと思いました。

私はこのお掃除ボランティアを始めて良かったと思っています。誰に自慢することもなく、目立つ行為でもなく、地味な活動でありながらも心が洗われていくような気がします。元気な限り、このままずっと続けていこうと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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