家を買っておけばよかった!? 狭い借家への引っ越しで思い切って断捨離

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ペンネーム:さち
性別:女
年齢:47
プロフィール:ずっと賃貸暮らし。現在夫の稼ぎのみのため、贅沢できず、新しい我が家は前の家よりも小さいサイズとなりました。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

住まいについて、先のことを考えていなかったなと今になって後悔しても遅いのですが、我が家はずっと賃貸住居。共働きの時に、無駄にお金を使わずに、家を買っておけばよかったなと、今家族をもって、つくづく思い知らされています。

今回、契約更新で家賃があがることもあり、新しい家へと引っ越しをしました。夫の仕事を考えると、あまり郊外に住むという選択肢はできなくて、かといって今は夫の収入のみで家族4人が生活しているため贅沢もできず、前よりも小さなサイズの家への引っ越しとなりました。

 

前に住んでいた家は、無駄に収納スペースがありました。今回の引っ越しの際、何年も使っていないものや、若かりし頃の思い出の品などが、ごっそり出てきたのです。

しかし、新しい家には、十分な収納スペースがありません。それこそ、生活に欠かせないキッチンやバスルームの収納棚さえも、最低限のものしかいれられないような大きさ。

新しい家は、それなりにきれいでモダンな作りなので、そこらへんにダンボールの山や収納ボックスを置くのは避けたいと思いました。

 

前の家よりも小さな家への引っ越しは、大変です。

今回の引っ越しで収納がどうにもならなくなったので、これを機会に要らない物は片っ端から処分しようと決断できました。そう、断捨離をしてみたのです。

要らない物は捨てよう、という心構えで片付けをすると、思ったよりも迷わず、要らない物を処分することができました。そこで感じたのは、収納スペースがあると、無駄な物を無意味にためこんじゃうんだなということ。

若い頃に着ていた高級ブランドの服や靴、いつか痩せたら着られるかなとか、また流行るかもしれないしとか、きっとそう思って大事にとっておいたのですが、もう10年も着ていない服もありました。これからだって絶対着ないでしょう。

それから、まとめて買うと安くなる、湿気取りとか使い捨て雑巾といった日用雑貨の類。絶対に使うものだから、とまとめてストックしておいたつもりだったのですが、まとめ買いして、収納棚の奥にしまいこんでそのまま買ったことを忘れちゃったりしてるものがいくつもありました。

本当に無駄なので、必要な時にその都度買うようにしました。

 

今回、新しい家が小さくて、ちょっとさみしくてみじめな気持ちになったのですが、断捨離をすることによってすっきりした気分になれました。

やはり、子供がまだ小さいので、子どもたちの作品やおもちゃや本は、思い切って処分はでききれませんでしたが、私の物はかなり処分しました。使わない靴や鞄はリサイクルショップに持っていったりもしました。

洋服は小さなタンスに収まりきるほど数が減りました。キッチンの調味料や食器も使うものだけにしたら、買い物する時に余計な買い物をしなくなりました。バスルームも同じです。

 

大きな家から、小さな家への引っ越しは、荷物の収納が大変ですが、断捨離の良い機会でした。

要らない物って、普段の生活で思ったよりも貯まっているということを、今回の引っ越しで改めて感じました。

小さな家ですが、新しい我が家は無駄な物がなくて、空気も気持ちよく感じます。

 

これから先、子どもたちが大きくなって家を出ていったら、さらに小さな家に引っ越しするのでしょう。その時にたくさん捨てずに済むように生活していきたいです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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