こんにちは、もづこです。
40歳の時に妊娠を期に義実家でお義母さんと同居することになり、気が付けばもう3年。
今回は、幼児の娘と義母にまつわるエピソードです。
前回のエピソード:同居して義母の猫嫌いが発覚!うちの2匹、どうすれば...?
娘はおばあちゃん(お義母さん)が大好き。
おばあちゃんがお手洗いに行ったりして姿が見えないだけで
「あれ?おばーちゃんは?」
と何回も私に聞いてくるぐらいです。
そんな娘をお義母さんはとても可愛がってくれているのですが、少々問題がありまして...
娘が成長するにしたがってだんだん遊び方がワイルドになってきて、お義母さんが付き合い切れないことが多くなってきたのです。お義母さんは間もなく80歳。エネルギーの塊のような2歳児(間もなく3歳)の相手はかなりキツイと思います。(私たちですらヘトヘトになるのに...)
見かねて私も注意するのですが娘は断固拒否!
「おかしゃんはあっちいって!」
と締め出されることもしばしば...。
お義母さんもついつい頑張りすぎてしまうので、最終的に私か夫が適当なところで切り上げて終わりにします。(この切り上げる見極めが難しいんですが...)
そんなある日、お義母さんが自転車で転んで腰を痛めてしまいました。
運よく怪我自体は大事に至らなかったのですがお義母さんは精神的なショックと打撲の痛みで寝込んでしまいました。以前から年とともに思うように動けなくなってきたことに落ち込み気味だったのですが、このことが尚更ショックだったようです...。
グッタリと寝込むおばあちゃんを見てさすがに異変を感じたのか心配する様子を見せる娘。
でもこのしおらしさに安心していては危険です。なぜなら...
娘もこういう時は本気で心配しているのだと思うんですが、今までのパターンからすると幼児の記憶力と忍耐力にはやはり限界があるようで数時間もするとおばあちゃんが具合い悪いことなどすっかり忘れて(もしくはわかってても遊びたい欲求が勝って)寝室に突入してしまいます。
そうなったらお義母さんの事だからまた無理をして相手してしまい腰を悪化させてしまうかもしれません。ここは私が何としても娘の突入を阻止しなければ...!
...と、意気込んでいたのですが、やはりずっと監視しているわけにもいかずアッサリ侵入を許してしまいます...
慌てて寝室に入るとそこにはなんと...
オムツ丸出しの娘がお義母さんに渾身の「おしりぷりぷりダンス」を披露しておりました...。
とりあえずお義母さんに無茶な事させてるわけじゃないし、お義母さんも楽しんでくれてたようなので叱らないでおきました。
今にして思えば娘なりの励ましだったのかもしれません。
それにしても落ち込んだお義母さんを一瞬で笑顔にできる孫(娘)の力。改めてすごいなぁと思うのでした。
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40歳で娘を出産。漫画やイラストを描きつつ、夫と慣れない育児に奮闘しています。義母と2匹の猫と同居中。オムニバス形式の出産育児コミックエッセイ集『うちの子の場合!』(KADOKAWA)に寄稿。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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