釣り歴50年!?渓流釣りから船釣りまで、釣りはやはり楽しいもの!

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ペンネーム:翁
性別:男
年齢:58
プロフィール:組込みエンジニアでたまに釣り師

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

私の生まれは、東北の山間部に位置した、自然豊かな山あいの小さな農村地帯です。
所謂、「さんちゃん農家(じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの三ちゃん)」が典型な農村地帯です。
子供の頃の遊び場は、山か川ぐらいでした。
夏場は、川に潜り、川魚をヤスと言われる道具でついて獲ったものでした。


そんなある日、川で魚とりをしているそばで、大人が釣りをしていました。
その人は、釣りが上手いらしく、どんどん釣りあげていました。
そんな光景を見て「俺もやってみよう!」と思ったのが、釣りを始めたきっかけです。
当然、見様見真似で始めたところで、そんなに簡単には釣れるものではありませんでした。
そこで、釣りが好きなうちのじいちゃんにやり方を聞いたり、釣りをしている近所のお兄ちゃんの釣りについてまわって研究したり、自分なりに工夫したりと色々やって、川での釣り方を覚えました。


大学進学で上京するまでは、機会をみては、近くの川でよく釣りを楽しんでいました。
上京後は学校生活が忙しいこともあり、しばらく釣りにも行けませんでしたが、アルバイト先の上司が釣り好き、特に渓流釣りが好きということがわかり、二人で休日の深夜に上司の車で出発し、管理釣り場を始めとして色んな渓流に行きました。
時には泊まりがけで、二日間も釣り三昧だったり、テントや寝袋を持ち、本格的な渓流釣りをしたりと渓流釣りを満喫していました。釣果は、あまり聞かないでください。釣りをすることが大目的で、魚は二の次ですから(言い訳ですね)。


就職後、しばらくは中々釣りにも行けませんでしたが、やがて職場の同世代の仲間たちと海釣りに行くようなりました。
最初は、堤防からの海釣りを、次に岩場の磯から、そして、乗合船での船釣りと海での釣りを覚える事ができました。
海釣りの仕掛けは様々で、渓流釣りでの「テンカラ」や「ミャク釣り」「餌釣り」とは違い、狙う魚、釣る場所によって、その仕掛けは変わってきます。
特に、「五目釣り」という5種類の魚を狙った時は、竿自体も変えながら釣りを行います。
海釣りは、渓流と違い、思いがけない魚が釣れたり、たまに大物が釣れたりと、それはそれは大変楽しい釣りです。

海釣りの難点は、お金がかかる事です。竿代、仕掛け代、餌代で約2万円以上、そして何より、移動のお金がかかります。海釣りは、狙う魚で、竿、仕掛け、餌が違いますし、移動は車ですが駐車場代やらガソリン代、そして船に乗る場合はその乗船代とその額概ね2万円以上で、大抵は釣れた魚の単価が魚屋で売っているその値段を大きく上回ることが多々です。ただ、釣りが目的ですのでその金額は我慢すべきかもしれません。

一方、渓流の場合はそんなにはお金がかかりません。私の場合は、3mから4.5m程度の中調子の竿を2~3本持ち、仕掛けはヤマメの3号~5号を10本程度を用意し、餌は現地調達です。渓流は餌も川沿いにあります。川辺の石をひっくり返すとそこには川虫、山の土を掘り起こすとミミズ、夏場はトンボ、蜂、アブと餌の宝庫です。渓流が海釣りよりお金がかからない理由はこのエサ代が大きいでしょう。駐車場代とガソリン代は、海釣り同様必要ですので。

冬場は、渓流釣りは禁止ですので、海釣りやワカサギ釣りを楽しむ事もありますが、寒いので自主的に「禁漁」としています。


私が釣りをしていて気をつけていることは、使わなくなった仕掛けは絶対に持ち帰り、自分で処分するということです。自然保護の観点でも勿論ですが、廃棄された仕掛けで、釣りとは関係ない鳥や他の生き物がこれを飲み込んだり、体に絡みついたりとその被害は甚大です。

釣りの仕掛けだけではなく、ゴミは必ず持ち帰ります。そうやって、自然を大事にする事も釣りの一部と思っています。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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