義実家で同居を始めて数ヶ月後、私は無事娘を出産。
お義父さんの死で沈みがちだったお義母さんにも笑顔が増え、家の中は光が差したように明るくなりました。
【前回のエピソード:同居はできれば避けたい!ネガティブなイメージを持っていたけれど...】
心配していたお義母さんとの同居は最初の頃にみんなで話し合い、最低限のルール(?)を決めたことでお互いストレスも少なく過ごせていると思います。(子供が生まれてから変更になったものもあります)
慣れない育児は大変ですが、夫はもちろんお義母さんにもかなり助けられています。
お義母さんはお義父さんを亡くしてから体調を崩しがちなのですが、それでも体調がいい時には子供の面倒をみてくれたり何かと気遣ってくれて有難いやら申し訳ないやら...。
お義母さんは昔ながらの遊びをよく知っていて娘によくお手玉や手あそび・童謡を歌ってくれたりしました。3歳近くなった今、娘がお歌が大好きなのはきっとお義母さんのおかげだと思います。
また、お義母さんは「あいさつ」をとても大事にしていて「おはようございます」「ありがとう」「いただきます」など、きちんと言う事を娘だけでなくいつの間にか私も習慣づけられました。
言う事を聞かないとついイライラして叱ってしまいがちな私と違い、いつもニコニコ何でも褒めてくれるおばあちゃんが娘も大好き。
同居する前までは「合わなかったらどうしよう...」とか、ついついネガティブな事を考えがちでしたがいざ同居してみたら良かったと思える事ばかり。
「同居」が不安なのは迎える方も入る方も同じ。
最初からいきなり"家族"になれるわけじゃなくて、こうやって少しづつ日々の積み重ねで"本当の家族"になっていくんだなぁと実感しています。
もづこ
40歳で娘を出産。漫画やイラストを描きつつ、夫と慣れない育児に奮闘しています。義母と2匹の猫と同居中。オムニバス形式の出産育児コミックエッセイ集『うちの子の場合!』(KADOKAWA)に寄稿。
40歳で娘を出産。漫画やイラストを描きつつ、夫と慣れない育児に奮闘しています。義母と2匹の猫と同居中。オムニバス形式の出産育児コミックエッセイ集『うちの子の場合!』(KADOKAWA)に寄稿。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。