コントロールできないイライラと不眠は、更年期障害の症状だった!?

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ペンネーム:てんてん
性別:女性
年齢:48
プロフィール:ひとり親家庭になって半年余り。子ども3人とわんこ1匹を抱えて暮らしています。40代中頃より、確実に自分の身体が変わり始めたのを感じています。衰えではなく変化と前向きにとらえて日々を楽しく暮らしたいと模索中です。

私は33歳で第1子、38歳で第2子、42歳で第3子(障害があります)を出産しました。子育てに対して夫の協力はほとんど得られなかったので、ひとり育児に奮闘していました。今でいう、ワンオペ育児です。

産後すぐの時期の昼夜問わずの授乳による睡眠不足。そして年を追うごとに子育てのストレスなどが積み重なってきて、不眠・イライラ・精神的不安(情緒不安定)頭痛・肩こりなどが、次々と出てきました。

そのうち、年齢を考えて、これってもしかして更年期の症状かも...!?と思うように。薬局で更年期症状に効く薬や漢方薬などを見たり、産婦人科へかかろうかと思ったりもしましたが、常に第3子といなければならない状況では、なかなか自分のことを顧みる余裕がありませんでした。

出始めた更年期障害の症状の中で一番辛かったのが、情緒不安定と不眠でした。育児を顧みない夫への不満が、最終的には子どもへと向かってしまい、イライラをぶちまけては自己嫌悪に陥るの繰り返しで、本当に辛い毎日を送っていました。何をしても楽しめず、家事も億劫になり、どこにも行きたくないのです。夜間授乳は終わっても、夜中に何度も目覚めてしまうし、何か考えだすと眠りにつけない......。ついには「死にたい」とまで思い詰めてしまうようになってしまいました。

自分自身、これではいけないと真剣に思うようになり、子どもにもちゃんと向き合うために、心療内科を受診しました。そして精神安定剤と睡眠導入剤を処方してもらいました。睡眠導入剤は、飲んで30分後くらいにはコテンと眠りにつくことができ、その後4~5時間はぐっすり眠れるようになりました。とりあえず眠りが確保されたことで、育児・家事は以前と同じくらいできるようになりました。薬を飲んでいても、夜中に子どもの具合が悪くなった時はちゃんと起きられるのが不思議です。

そして、ついに46歳の春頃から、生理が2カ月に1回しか来なくなってしまいました。それから1年後の47歳の誕生日を前に、完全にストップ。いわゆる「上がり」を迎えました。やはり、これは更年期症状だったんだなと思いました。育児ストレスとのダブルは精神的にダメージが大きかった...。ですが、生理がなくなり、もう子どもが生めなくなっちゃったと少しショックはあったものの、どちらかと言えば「あ~生理から解放されて、楽だ~!」という気持ちの方が大きかったです。

私は月経前症候群であるイライラ、過度の眠気、腹部の膨満感、胃の痛みなどが強くでるタイプだったので、これらがなくなったことの方がはるかに嬉しかったのです。また生理痛もひどく、毎回痛み止めのお世話になっていたのですが、それからも解放され、いつでも好きな時に好きなことができると、前向きに考えられるようにもなりました。

更年期を迎えたアラフィフですが、まだまだこれから、自分磨きをして、生き生きワクワク素敵な人生を歩んでいきたいなと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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