「私は小学生の孫がいるおばあちゃんです。孫が友達を連れて遊びにきてくれるのは、嬉しいことなのですが...」
■孫の頼みは断れません!
「最近はお友達同士の行き来がないのは珍しくないこと」
孫が小学校に入学したころから、娘やご近所さんとの会話でそう悟りつつ、「寂しい世の中になったのね」と思っていました。
そんな日々が過ぎたころ、「お友達が遊びに来たいって言ってる! いい?」と、はじける笑顔で聞いてくる孫。
もちろんOK、ダメな理由なんてどこにもありません。
すぐに「いいよ~、いいよ~。おいでって言ってあげてね~」と伝え、内心とっても喜んでいました。
やっぱり孫が楽しそうなのは嬉しいものですから。
しかし、これがコトの始まり。遊びに来たお友達の行動にびっくり仰天&困惑させられることになりました。
このお友達はツワモノで、我が家の冷蔵庫を勝手に開ける、リビングのテレビを勝手に消したりチャンネルを変えたりと、こんなのは序の口です。
家じゅうの部屋を勝手に見て回ったり、クローゼットや机の引き出しを勝手に開けることも。
時には机の中の物を取り出して「これ何するものなの?」と聞いてくることもありました。
そんな行動をとるなんて想像もしていなかった私は、最初はびっくり仰天、後に困惑、そして怒りと感情がエスカレートしていきます。
怒りの感情をぐっとこらえつつ、そんな行動1つ1つに対して冷静に注意したのですが、「へ~」くらいの返事で、やめるのはその時だけ。すぐにまた同じことを繰り返します。
見かねた夫が「おばあちゃんのいうことが聞けないなら遊びに来るな!」とビシッと言ってくれました。
それにはこの子もびっくり仰天。ですが今度はふてくされた態度で「帰る」といい、そのまま本当に帰ってしまいました。
「もう遊びに来ないかもしれないな」そんな風に感じつつ、大人としては正直安堵しましたが、お孫ちゃんのことを考えると心がチクリとしていました。
しかしこの子はやっぱりツワモノだった。
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