お小遣いをためて買ったレコード。思い出の曲『Mr.ブルー 〜私の地球〜』

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ペンネーム:おのぶ
性別:女
年齢:48
プロフィール:3人の子どもがいるシングルマザー。極貧生活ですが、子どもたちとは笑顔の絶えない毎日を送っています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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中学生の子どもを筆頭に、3人のこどもがいるシングルマザーです。バリバリのワーキングマザーではなく、子どもとの時間を有意義に過ごすことを優先して、毎日のんびり暮らしています。金銭的には苦しいですが、気持ち的には夫がいた時よりも自由に楽しくのびのびとしています。

さて、私は昔から歌謡曲を聞いたり、それに合わせて歌ったりするのが大好きでした。今でも、当時の歌は振りつきで歌うことが出来るくらいです。車の中では当時の懐かしい曲に合わせ、大きな声で歌ってストレス発散しています。

たのきんトリオ、松田聖子さん、中森明菜さんなどアイドル全盛の時代、私は小学5年生でした。『ザ・ベストテン』といった歌番組があり、木曜日の9時からは、両親に頼み込んでその日だけは10時までテレビを見させてもらっていました(今みたいに、テレビが1人に1台あるとか、スマートフォンで好きな歌手の曲を好きな時に聞くことが出来る時代ではなかったのです)。これを見ないと次の日学校で友だちとの会話に入れないので、多少眠いのを我慢して見ていました。

休み時間はアイドルの真似をして歌ったり踊ったり、毎日楽しかった思い出があります。そのアイドル全盛期の時代に、私が「この曲めっちゃいい!」とほれ込んだのが、八神純子さんの『Mr.ブルー~私の地球~』という曲でした。

私の記憶では、最初に聞いた(見た)のが、この『ベストテン』という番組だったと思います。高く透明感のある声もさることながら、その歌詞の内容に、子ども心にものすごく感銘を受けたのです。きらきらのアイドルが歌っていた愛や恋に特化した歌詞ではなく、地球環境のことや戦争反対などをテーマに作られているような歌詞。それが歌謡曲になっているなんて、びっくりしました。何度も聞きたい、口ずさみたいと思った曲は、私の人生の中で、それが初めてだったと思います。八神純子さんの曲は、おそらくその当時『パープルタウン』の方が有名だったと思います。こちらの方は同級生もみな知っていて、休み時間に八神さんの物真似をしていた子がいたことを覚えています。でも、私は絶対に「Mr.ブルー」派でした。

その時、私は親から月に数百円お小遣いをもらっていました。そして、一大決心、自分のお小遣いでこの曲のレコードを買うことにしました。母には、レコードより本を買いなさいとアドバイスされましたが、私の決心は変わらず、町にある唯一のレコード屋さんへ母と2人で行き、手に入れることが出来ました。ちょうどクリスマスシーズンで、町の飾りつけも華やか、私の気持ちもウキウキワクワクしていました。買ったときのラッピングがクリスマス用で、赤や緑のリボンで飾られていたことも覚えています。

家にあるプレーヤーにレコードを乗せ、慎重に針を置き、曲が流れ始めた時、感動で胸が熱くなりました。八神さんの声がすぐそばにあると思うだけでどきどきしました。年の離れた弟がいたので、弟がプレーヤーのそばでドタバタ走り回ったりしないよう、母にお願いしながらこの曲の世界に何度もひたっていたことを思い出します。歌詞を丸暗記し、レコードから流れてくる声に合わせ、何度も一緒に歌いました。

時は流れ、そのレコードはもう手元にはありませんが、今でもたまにカラオケに行ったときには、この歌は必ず選曲します。いまだに歌詞カードを見ずに歌えます。青い地球の壮大さを感じられるこの曲は、今聞いても、素晴らしい名曲だと思います。

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