「私たちがどういう気持ちで新居の援助したのか、まったく理解していなかった義妹の婚約者。その発言や態度が許せず、思わずくってかかってしまいました」
■お祝いを兼ねて援助したのにAさんは...
しかしある日のことです。
夫がAさんのSNSを見ると「金策しなくてもゲットできた。ラッキー」といった投稿が...。
それを読んだ夫は驚きと共に怒りが込み上げ、義妹に連絡。
また、私がその投稿を見て傷つくのを防ぐために、Aさんにその投稿を削除するように言ったそうです。
しかし運悪く、私は削除前に投稿を見てしまいました。
読んだ私は最初、怒りよりも戸惑いが大きく、その真意を確認したいと思いました。
AさんにDMを送ったのですが、私が英語を理解できないと思い込んでおり「英語だから意味が分からなかったの?」と言い放ち、悪びれた様子もありませんでした。
さらに、義妹から「(Aさんは)仕事を最近サボりがちで収入が減っている」と聞いていたため、私と夫は堪忍袋の緒が切れてしまいました。
私と夫はZoomでAさんに猛抗議。
当初の戸惑いはどこへやら、私は怒りのあまり英語ではなく日本語で大説教。
Aさんは全く日本語が分からないため理解できないはずですが、普段見せない私の鬼の形相に、自分が何をしでかしたのか理解したようでした。
新居のためと私たちが送金したにも関わらず、このSNSの書き込みですから、夫の怒りも相当なものでした。
義妹がAさんを擁護する発言をしたのも許せなかったのでしょう。
義妹にかなり厳しい言葉で話していました。
これで話がこじれてしまい、最終的に夫と義妹の兄妹喧嘩に発展。
喧嘩の中身は子どもの頃の事やら、過去のSNSでのやり取りの事など、今回の新居の件とは関係ない話も多く、ある意味純粋な兄妹の大喧嘩でした。
2人がヒートアップしすぎたせいで私は怒りが冷めてしまい、結局、私とAさんがそれぞれパートナーをなだめるという結果になりました。
最終的にAさんには、今後はきちんと仕事をし、義妹と共に子どもたちを育てること、問題のSNS投稿は削除すること、物事はよく考えてから行動することなどを約束させ、事態は収まりました。
その後、2人は無事に結婚しました。
Aさんはあの騒動以降は真面目に働き、また子どもたちの事にも真面目に取り組む、良き父親になっているようです。
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