「地元の寿司店に行ったときのことです。家族で食事していると、隣の席から不快な会話が聞こえてきました。子どもたちも『喧嘩かな』と気になっているようで、せっかくの楽しい食事が台無しに。帰りにチラッとその人の顔を見たのですが、あ〜、なるほど、という感じでした」
■不快な言葉の主はどんな人物なのか。帰りにチラッと見てみると...
子どもたちも何を言っているのかはわからない様子でしたが、その声音が優しいものではないことを感じ取ったのでしょう。
「隣の人たち、喧嘩してるの?」
そう言って2人で不安そうに私たちを見てきました。
「大丈夫。喧嘩じゃなさそうだよ」
私と旦那でそう話したのですが、それ以上何と言って誤魔化そうか困ってしまい、顔を見合わせてしまいました。
もちろんお店は悪くなく、いつも通り子ども連れの私たちに対しての接客もよかったですし、お寿司もとても美味しいのに、隣の男性客のせいでせっかくの食事が台無しになった気分でした。
そもそも「味は分からんと思うが」なんて、一緒に食べている人の味覚など分からないでしょうに。
そう決めつけて相手を貶めたり、わざわざ醤油を「むらさき」といって通ぶったりする様子に私自身うんざりしてしまいました。
帰り際に、女将さんにお礼を言って退室しようとしたとき、少しだけ隣の部屋が見えたのですが、その声の主であろう方は小太りなスーツ姿の人で、下品そうにニタニタ笑いながらお猪口でお酒を煽っていました。
人は見かけで判断してはいけないとは常々思っているのですが、あまりにもドラマに出てくるような典型的な「嫌味なおじさん」という感じで少し笑ってしまいました。
ああいう人とだけは食事に行きたくないなと本当に思った経験でした。
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