成人してから「腹違いの兄」の存在を知った従妹。彼女が結婚することになると兄が取った行動は...<後編>

「兄の存在を知った従妹。彼女の結婚が決まったとき、兄からお金が送られてきたそうです。お祝い金かと思ったら...こういうこともあるんだなと驚いた出来事です」

成人してから「腹違いの兄」の存在を知った従妹。彼女が結婚することになると兄が取った行動は...<後編> pixta_55332387_M.jpg

■結婚が決まって兄から渡された200万円。しかし、それは...

腹違いのお兄さんとは、従妹が25歳のときに一度だけ会ったそうです。

感じは悪くはない...という印象で、伯父もいたのでぎくしゃくしながらも、なんとなく当たり障りのない会話をしたとのこと。

その後、従妹が32歳のときに伯父は亡くなりました。

お兄さんは葬儀に出席せず、お通夜のみ現れたそうです。

それから2年後、彼女が結婚することになりました。

結婚する際に、その兄からなんと200万円ものお金が送られてきたのだそうです。

しかし、それはお祝い金ではなく、結婚を機会にもう縁を切りたいという手切れ金だったとか...。

お兄さんは弁護士だそうです。

さすがにこのような事案? への対処に抜け目がありません。

送られてきたときには、何をどうしていいものか分からず、またもや放心状態に。

「心が冷え切った。こんなことなら兄の存在なんか知らないままのほうがよかった」

従妹はそう言っていて、私も手切れ金について直接聞いたときは、えげつない気持ちだけが残りました。

人間、いろいろなものを抱えて生きているのだなと思った出来事でした。

こんなドラマみたいなこと、身近にもあるのですね。

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