「ゴミの収集所を変更しないかとうちの父のところへ相談に来た、ご近所に住むA君(50代)。いいアイデアだと町内の会合で決まったのですが、とある人が反対し...。それがとんでもない理由でした。田舎の恐ろしさを知った出来事です」
■急に反対するようになった隣人。その理由にあきれた!
会合で決まったことに対して、突然、反対するようになった乾物店のBさん。
どうしてこんなことになったのか探ってみると...。
なんと、うちの父と乾物店のBさんは犬猿の仲で、A君が父に相談したことを知って、へそを曲げたからだったのです。
そのことを報告に来たA君と父と私は「下らない! そんな個人的な理由でみんなを困らせなくてもいいだろう!」と怒りを爆発させました。
どうやら、同世代で大学を出ている人が近所では数えるほどしかいないせいか、Bさんは日頃から周りの人を下に見ていたようです。
自分に相談せず、内心見下しているうちの父に相談したことが許せなかったのだと...。
町内会の役員さんも巻き込んでBさんに改めて話をしたのですが、どうしても引き下がってくれません。
結局、ゴミ集積所は元の場所に戻されました。
それ以降、父だけではなく私たち家族全員がBさんから無視される羽目に。
理不尽なこの仕打ちに私はもちろん、父はますますBさんを嫌うようになりました。
ちなみに、Bさんの言動は町内会の人たちにも知れてしまったため、当時は寄ると触ると「子どもより分からず屋」「いつもえらそうに何様だよ」などなど非難の嵐。
今回の騒動を起こしたこともそうですが、普段から振る舞いが悪かったからだと思います。
町内の非難の的になってしまったせいで、しばらくの間はBさんが店番をしているときはお客さんが激減したとか。
Bさんが亡くなった今でも語り草になっていて、田舎の恐ろしさを教えてくれる出来事でした。
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