「まだ幼かった私の息子に対して『うるさい!』と怒鳴りつけた義姉。そして、真夜中に外へ連れ出そうとします。私は徹底的に抗戦しました」
■幼い私の息子を怒鳴って...いま思い出しても許せない
真冬のある日、看病もむなしく、義父は72歳で他界しました。
夫と私、次男とお見舞いに行ったとき、次男を枕元に座らせて「大きくなるのを見たい」と泣いていた義父。
子どもたちの風邪さえうつらなければと、私はたまらない思いでいっぱいでした。
でも、泣いている余裕はありません。
葬儀の準備のため、私たちの家のリビングは、夫の姉一家、妹一家、そして義母の兄弟4人とその配偶者で溢れかえりました。
その晩、夜泣きをしたことがない長男が夜中の1時頃に泣き出しました。
長男の泣き声につられて次男も泣き出すと、義姉が部屋に入ってきて言ったのです。
「うるさい! 迷惑! 泣くのなら外に行って!」
長男の手を引っ張るので「何を言っているんですか。真冬の夜中にこんな小さい子を外に連れ出せと言うんですか?」と、私は強く言い返しました。
睨み返す私を見て、義姉は部屋から出ていきました。
次の日も大忙しで、子どもたちの世話をしながら着慣れぬ喪服を着て走り回りました。
それなのに、義姉に「子どもにかまけて、何もしないのだから」と嫌みを言われ、怒りで頭が沸騰しそうでした。
この理不尽な義姉、義母も苦手にしていたようです。
「○○(義姉)が一緒に住もうと言ってくれている。でもそれはできない。一緒に住んだら何を言われるか分からないから」
義父の葬式が終わって一段落したときに言っていました。
両親の誕生日にはプレゼントを欠かさない義姉だったのに、実の母からはそう思われていたのだと分かり、私はこの一連の出来事の溜飲を下げることができました。
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