あれれ!? ご近所の家に「知らない妻子」が出入りしていて...複雑な事情を知ってモヤモヤ<後編>

「どうやら複雑な事情があるお向かいのご夫婦。親しかった奥さんから頼まれたのが...誰が悪いのかわかりませんが、モヤモヤしてしまった出来事です」

あれれ!? ご近所の家に「知らない妻子」が出入りしていて...複雑な事情を知ってモヤモヤ<後編> 50.jpg

■え...いつの間にか奥さんと子どもが別の人に!

ある晩、偶然私はその車からご夫婦よりはるかに若いと思われる女性とヨチヨチ歩きの子どもが出てきたのを見てしまいました。

私自身が怪しい人だとは思いつつ、夜、車が停まった音がするたび、そっと窓から見ていたのですが...。

ある日、玄関ドアが開いて、旦那さんが笑顔でその子を抱っこし、中に招き入れている姿が。

ああ、これはもしかして不倫!?

自宅が近いのになぜこんなに堂々と...。

他人のことなのに気になって仕方がない日々が続きました。

すると、しばらく音沙汰のなかった奥さんから連絡がありました。

「急に夫が夜、自宅に帰ってこなくなったんです」

ああ、やはりと思い、私は見たままを奥さんに伝えると、その車と相手の写真を撮っておいてほしいと頼まれました。

探偵みたいなことが私にできるのかと思いましたが、奥さんの憔悴ぶりがかわいそうで協力することにしました。

その後、スマホで何枚か現場写真を撮って奥さんに渡しました。

どういった流れで話が進んだのかは分かりませんが、結局、そのご夫婦は離婚することに。

奥さんは私に何も告げず、子どもたちを連れてどこかへ引っ越しました。

そして、離婚の知らせを聞いた1週間後、お向かいから賑やかな笑い声が...。

その旦那さん、仕事場の家に不倫相手を妻として迎えたようなのです。

今度は、再婚相手の女性とヨチヨチ歩きの子どもが我が家の前で遊ぶ姿を目にするようになりました。

さすがに声をかける気にはならず、現在に至ります。

前の奥さんとの子どもも同じ年くらいなのにと思うと、なおさら彼女たちが不憫でなりません。

高齢化が進んでいる地域なので、子どもの声が聞こえるのは喜ばしいことなのに...お向かいさんの事情を知っているだけに、とても複雑で悔しい気持ちになります。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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