96歳の祖母の介護をする後期高齢者の父母。老老介護が始まり尽きない心配

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ペンネーム:すい
性別:女
年齢:48
プロフィール:後期高齢者になった父母、今年96になる祖母がいます。私自身はシングルマザーで、父母たちとは別居しています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私は、中学生を筆頭に3人の子どもがいる、48歳のシングルマザーです。

父母たちとは車で2時間ほどかかる距離の所に住んでいます。離婚を機にできれば実家近辺に戻りたいと父母に伝えたのですが、私の離婚事由を快く思わない父に猛反対され、現在に至ります。

実父母は2人とも昨年より後期高齢者の年齢に達しました。さらに、大正生まれの今年96歳になる祖母(父の母)が同居しています。老人3人の生活では、この先誰かが体調を崩したら、介護等が大変になるのは想像にかたくありません。私としては実家、もしくはその周辺に居を移したいと思っているのですが......。

祖父は25年ほど前に他界しているので、祖母はその後、自分の娘たち(父の妹たち)と一緒に旅行やランチに出かけたり、お芝居を見に行ったりと、独り身の生活を満喫していました。年齢よりも若く見られることの多かった祖母は運動が得意だったらしく、年齢の割には姿勢もいいです。福祉施設へ習い事に出かけるときには早起きをして、美容院に行って髪をセット。化粧は自分で施し、颯爽と出かけていったという祖母。さらに、90過ぎても自転車で出かけられること(それだけ足腰が丈夫だと言いたかったのだと思います)を私が帰省するたび聞かされていました。

 

ところが、半年前くらいから突然祖母は「腰が痛い」と言い出すようになりました。それまで、自分でできていた朝、昼食の用意や、洗濯などを全くしなくなってしまったそうです。全然立てないとか歩けないというわけではないようで、杖をつきながら、家の中を移動できるとのこと。

冬場は2日おきに入っていたお風呂も億劫がるようになり、1週間に1度、父と母が世話をしなけれな入らないようになってしまったそうなのです。シャンプーをするのが苦痛なそうで、それだけは2週間に1度、ごく近所の美容院にお願いすることにしたらしいのですが、歩けないため、母がいったん福祉施設まで車いすを借りに行き、それに乗せて送り迎えしているそうなのです。

ありがたいことに、実家の近辺には全て徒歩圏内に市の福祉施設やら、美容院やら病院スーパーなどが揃っているため、車の免許を持たない母でも、今のところ何とかやれているとのことでした。

 

祖母は胃腸は丈夫らしく、3食をきちんと食べるそうで、ご飯の準備だけでも前より大変だと、母の愚痴は尽きることがありません。そして、そんな母を横目に父はほとんど手伝いも何もしないらしく......。母が自分の時間を縮小して介護時間にあてています。

もちろん、2人とももう年金生活なので、それぞれが好きなことをしてもいい年代なのですが、実の母親の世話を全くしない父とはいかがなものかと、母の苦労が手に取るようにわかり、私も心苦しくなります。

これがいわゆる「老老介護」なのだなと思いました。後期高齢者がさらにその上の世代の面倒を見なければならない......。私が帰ることができたら、母の手伝いもできるところなのですが、父は、私が帰ることを絶対に許してくれないでしょう。このままでは、母まで倒れてしまうのではないかと心底心配になります。

せめて、日々のお世話の助けとなるデイサービスや、ヘルパーさんを頼むか、老人ホーム等への入居も検討してみてはと母にはアドバイスしました。しかし、当の祖母本人が、家人以外に世話はしてもらいたくない、家にいる方が楽で良いと頑なに拒むそうです。父は、本人が嫌がっているのに、無理して施設などに入れなくても(母が面倒を見ればそれで)いいと言うそうです。だったら、父も手伝いしたらいいのに、実の母でしょう?と娘の私は思うのですが、立場上なかなか強くもいえず、もんもんとしています。

 

老老介護の行く末が悲惨なものにならないよう、娘の私に何ができるか模索する日々がこれから続いていきそうです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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