夫の小さな変化が嬉しい! 誕生日もクリスマスも無関心だった彼が、1人でクリスマスツリーを...!?

「誕生日や父の日、母の日といったイベントごとに無関心だった私(62歳)の夫。結婚してから数十年、我が家はそうしたものとは無縁でした。しかし、そんな夫が60代になって変わったのです!」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■イベントやお祝いに興味が全くなかった夫

夫(70歳)は、イベントごとにあまり興味がありません。

子どもの頃からそのような環境ではなかったようで、「誕生日や端午の節句、父の日、母の日、何だったらお姉さん(義姉)の雛祭り、どれか1つでもやったことないの?」と聞いてみても「やったことない」とのこと。

結婚後、私が夫の誕生日をお祝いしたのが夫にとって初イベントだったらしく、とっても驚いていました。

ただ、私がお祝いしたからといって、私の誕生日に興味はないため、プレゼントはなし。

寂しいのでカレンダーに記入してみたり、カウントダウンしながら話をしてみたり...。

そんな努力が実を結んだのか、ハッピーバースデイを歌ってくれるようになりました。

私にとっては、それだけでもとても嬉しいプレゼントでした。

夫は息子の誕生日にも関心がなく、端午の節句の人形だけは立派なものを買いましたが、あまり飾ったことがありません。

クリスマスの飾りつけも、サンタさんもクリスマスディナーも私が準備。

特に喜ぶこともなく、私が用意した料理やケーキを食べるだけでした。

息子が結婚して家を出て2人きりになってからは、日々をどのように楽しんでいくかが、私にとって大きなテーマになりました。

1人だとつまらないし、夫も一緒にイベントを楽しんでくれたらなあと、思いは募るばかりでした。

■驚き!クリスマスの飾りを夫が担当するようになりました

息子も巣立った10年ほど前の12月のことです。

今年ももうすぐクリスマスだなぁ、私にもサンタさんが来てくれないかなぁと、たわいもないことを思いながら過ごしていました。

そんなとき、テレビでヨーロッパのクリスマスの飾りつけを特集していました。

夫は花が好きで、当時は窓辺にブーゲンビリアを飾っていました。

するとブーゲンビリアの赤とクリスマスの赤が一緒だと、ピンときたようです。

私が仕事から帰宅し、玄関の扉を開けて目の前に現れたのは、なんとクリスマスツリー!!

夫が1人でクリスマスツリーを押し入れから出し、飾りつけをしていたのです。

いままで積極的にイベント時には何もしなかった夫が...腰を抜かすかと思うぐらいびっくりでした。

夫に聞いたところ、「ヨーロッパのクリスマスの飾りつけが素敵だなと思ったから」だそうです。

好きな花がきっかけで、夫がイベントに興味をもってくれたこと、とても嬉しかった!

それからは夫が毎年クリスマスツリーを飾ります。

そして、知らないうちにかわいらしいオーナメントが増えています。

どうやら夫が自ら探して買ってきているみたいです。

60代になってイベントに楽しみを見出してくれた夫、これからも一緒にクリスマスを楽しみましょうね。

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