「お互い好きなように暮らしましょう」でも今さら離婚なんて...50代夫婦が選んだ道の結末<後編>

「結婚して20数年。夫のリモートワークが増えたことから、何もやらない夫への不満が積もりイライラすることが増えていきました。ある日、そんな夫に怒りが爆発した私は『お互い好きなように暮らそう』と宣言します。3カ月後、私たち夫婦にどんな変化があったのでしょうか? そして、私たちが選んだ『新しい夫婦の形』とは...?」

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■私たち流の『卒婚』!?

「もうお互い好きなように暮らしましょう」と宣言したのです。

毎日何時間も一緒にお酒を飲んで、どちらかが観たい番組を我慢しながら一緒にテレビを観たりせず、お互いが本当にしたいことをしましょう、と。

食事も食べたいものをそれぞれが好きに食べて、片付けも自分の使ったものは自分で片付ける。

毎日作っていた弁当も、息子が高校を卒業した今春からは夫のためにだけ作っていました。

よくよく考えたら、それもなぜ作り続けねばならないのか。

そんないろいろな思いをすべて込めての「好きにしましょう」でした。

初めはけんか腰で始めたそんな生活改革も、3カ月がたつころには意外にもいい感じの関係性が出来上がってきました。

私が適当に買っておいた食材を、夫は適当に使って自分の食べたいものを作り、飲んで片付けています。

多めに作っておいた煮物などは、私の了解を得てから食べたるようになり、私も意識的に保存食品をいろいろ作っておくようになりました。

夫はリビングで、私は自分の部屋でそれぞれ好きな動画などを観て飲んで過ごし、寝たい時間に寝て起きたい時間に起きることにしました。

けれど、夫が出勤のために準備をしている生活音で自然に目が覚め、それならと弁当を作る日もあります。

弁当を受け取った夫は「ありがとう」と言ってくれて、帰宅したら自分で弁当箱を洗うようにもなりました。

意図せずに始まった我が家の生活改革。

今では「オールドノーマル」な生活スタイルもすっかり抜けて、お互いが今のスタイルに馴染み、機嫌良く過ごせるようになりました。

いい感じの老後へ向けて「我が家のニューノーマル」スタイルを確立していこうと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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